北海道大学工学部のすべて 2021-2022
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応用理工系学科応用物理工学コース応用化学コース応用マテリアル工学コースSchool of Engineering, Hokkaido University 2021-2022│16大学院総合化学院総合化学専攻原子・分子レベルでの物質の特性評価や新物質の創製から、工業的に生産する技術開発までの幅広い分野に携わりたい人。環境やエネルギーを配慮し、自然と調和した化学技術を開発したい人。限りある資源の循環も含めた有効利用と生産技術の開発に興味のある人。そして何より化学や実験が好きで、やる気のある人におすすめです。高校で習得した化学や生物、物理の知識をさらに深化・発展させるとともに、物質の工業スケールでの生産法や、物質と自然や社会とのかかわりなどを学びます。基礎科目として物理化学・有機化学・無機化学・分析化学・高分子化学・生化学・化学工学を学び、これらの習得全学教育科目●教養科目(文学、芸術、歴史等)●外国語科目 (総合教育部)学科共通科目・コース専門科目●物質変換工学 ●応用数学Ⅰ ●技術者倫理と安全●物理化学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ コース専門科目●有機化学Ⅲ・Ⅳ ●生化学Ⅱ ●高分子化学Ⅰ・Ⅱ ●化学工学Ⅰ・Ⅱ ●分析化学Ⅰ・Ⅱ ●応用化学学生実験Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ   コース専門科目●卒業研究後、有機合成工学・化学プロセス工学・バイオテクノロジー・有機・無機材料工学・機能材料化学などに関する専門的な科目を学びます。4年次には、各研究室での卒業研究を通じて、高度な実験技術を習得するとともに、創造的発想と総合的な判断能力を身に付けます。自然と調和した化学技術を開発したい●有機合成化学●応用分子化学A(触媒設計)●物質化学A(ナノ物質化学)●応用物質化学(無機物性化学)●応用生物化学A(動物細胞培養工学)●応用生物化学(生命システム工学)●反応工学特論 ●基礎科目(数学、物理、化学、生物) ●情報学 ●有機化学Ⅰ・Ⅱ ●無機化学  ●量子化学Ⅰ●生化学Ⅰ  ●触媒化学 ●分子材料化学●固体化学●化学プロセス工学●量子化学Ⅱ●生物化学工学   ●基礎プロセス工学 ●応用化学学生実験Ⅰ●反応工学 ●無機材料化学●電気化学 ●電子材料化学   ●応用生化学特論 ●総合化学実験指導法 ●総合化学実験研究法 ●総合化学特別研究(修士課程) ●総合化学特別研究第一 (博士後期課程) │カリキュラムの特徴│こんな人におすすめなどなどなどなどなど物質の特性評価から生産まで学びたい化学や実験社会に役立つ自分なりの化学の道を探して応用化学と大きく纏められていますが、有機化学、化学工学、生化学、無機化学といったように多くの分野に分けることができます。2・3年次に受ける様々な授業や実験を経て、自分のやりたいことを深く学んだり、新しく他の分野に興味を持てるのがこのコースのいいところだと思います。その後4年次には研究室に配属され、化学を用いて社会に貢献できる道を探っていきます。女子学生も多く、学生生活も楽しく過ごせると思います。まだこの世に存在しない材料を生み出す高分子はプラスチックに代表されるように私たちの生活と切り離せない材料です。特に現代では、環境問題などの社会的要請から、ますます高機能化が求められています。その手段として、私たちの研究室では高分子のかたち(トポロジー)に着目して、環状の高分子を合成し、新奇機能材料としての可能性を実験と計算の両面から追及しています。研究では予想外の結果も得られたりするため毎日が発見の連続であり、まだこの世に存在しない材料を生み出す最前線にいることは面白く刺激的です。吉澤 桃音応用理工系学科 応用化学コース4年(東京都筑波大学附属高等学校出身)何よりが好き木下 祐奈大学院総合化学院 総合化学専攻 生物化学コース修士課程1年 (神奈川県立厚木高等学校出身)│基礎を深化・発展させ、創造的発想力と判断能力を養う。1年次2年次3年次4年次│学生の声に進む若者がいる│大学院生の声修士課程・博士後期課程│応用化学コース カリキュラム未来へと続く道がある未来を一緒に目指したい未来未来を描く若者がいる

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