School of Engineering, Hokkaido University 2021-202217│応用化学コース 研究室紹介反応有機化学研究室有機合成化学研究室https://orgsynth.eng.hokudai.ac.jp化学システム工学研究室http://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/cse/フロンティア化学教育研究センター(FCC)有機元素化学研究室有機変換科学研究室材料化学工学研究室▶a)新規カルボニル化合物の結晶構造 b)二酸化炭素の電解固定化による含フッ素 カルボン酸の合成例▶分子触媒による有機分子の効率的合成▶固体触媒を用いたナフサ等の連続分解反応装置これまで作れなかった分子を作るための有機合成反応を開発し、誰も見たことのない機能を見出すための研究をしています。また、有機電解法を利用する分子変換反応、二酸化炭素の固定化反応の研究をしています。人々の健康な暮らしに欠かせない医薬、農薬等の原料となる有機化合物を安価かつ大量に合成する反応の開発に取り組んでいます。「ナノサイズのロボット」と称される高機能性「分子触媒」を駆使することで、画期的な分子構築メソッドの創出を目指します。化学反応の目的生成物を選択的に生産する合理的な反応装置を含めた化学プロセスを提案するとともに、それを実現する固体触媒/分離膜/反応装置を開発します。特に、エネルギー/環境の問題にかかわる難反応未利用資源を有価物質に変換する研究を対象とします。准教授 仙北 久典│准教授 猪熊 泰英│助教 米田 友貴教授 大熊 毅│准教授 新井 則義│助教 百合野 大雅特任教授 増田 隆夫│准教授 中坂 佑太│助教 吉川 琢也■主な研究テーマ●有機ホウ素化合物の新規合成法の開発●直接エナンチオ収束反応の開発●発光性メカノクロミズム●CH結合活性化反応●有機ホウ素化合物を用いた不斉合成https://www.icredd.hokudai.ac.jp/ja/yamamoto-yasunori■主な研究テーマ●有機ホウ素化合物のクロスカップリング反応●有機ホウ素化合物の触媒的不斉付加反応●カチオン性イリジウム触媒による C-H結合直接不斉付加反応●キラル有機化合物の迅速合成技術の開発●窒化ホウ素新素材ボラジン誘導体の開発物質変換と物質創製を担う最先端化学に関する研究を行うとともに、当該研究を推進する次世代のグローバルリーダーを養成するための人材育成支援および国内外の教育研究拠点とのネットワーク形成を行い、この分野の科学・技術の発展に資することを目的に活動しています。この研究室では、有機化学をベースにさまざまな元素を研究し、新しくて役に立つ触媒反応・機能材料・コンセプトの創造を行っています。また、第一線で活躍するパイオニア的研究者の育成を目的にしています。遷移金属触媒反応を利用した有機化合物の自在変換、特にクロスカップリング反応や触媒的不斉付加反応などの炭素―炭素結合形成反応の開発により、有用有機化合物の効率的・高選択的合成を目指します。新しく高機能の触媒と有機ホウ素反応剤の開発をしています。当研究室は化学工学的な手法による効率的な材料開発を目指している研究室です。材料そのものの機能だけでなく、それを効率良く製造するプロセスやその新規用途まで視野に入れて開発に取り組んでいるのが研究室の特徴です。■主な研究テーマ●氷を鋳型に利用した機能性材料のマイクロ成型●カーボンナノチューブ/ナノファイバーの高効率製造法の開発●リチウムイオン電池・リチウム空気電池・電気 二重層キャパシター用高用量電極材料の開発●CVD法による炭素・無機ナノ複合材料の合成●マイクロハニカム構造体の製造と利用教授 伊藤 肇│准教授 石山 竜生|准教授 久保田 浩司|特任助教 陳 旻究▶廃油から製造したカーボンナノファイバー(炭素収率約60%)▶直接エナンチオ収束反応の概念図と発光性メカノクロミズムの写真特任准教授 山本 靖典教授 向井 紳│助教 岩佐 信弘|助教 岩村 振一郎▲キラル有機化合物の迅速合成法の開発http://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/lor/HP/index.html■主な研究テーマ●カルボニル化合物の新展開●π共役系の変換反応と機能開拓●新規有機合成法の開発●有機電解合成●二酸化炭素固定化■主な研究テーマ●不斉水素化反応の開発●不斉シアノ化反応の開発●触媒的イソシアノ化反応の開発●シリルシアノメタラート触媒を用いる反応開発●アリル位・ベンジル位・プロパルギル位置換反応●光反応によるユニークな分子合成ルートの開発■主な研究テーマ●バイオマス基本構造の単離・樹脂原料モノマー化 プロセスの開発●非在来型化石資源である超重質油の 軽質燃料化プロセスの開発●新規多孔質材料の開発と触媒・分離膜への応用●温暖化ガス/有害物質の選択分解プロセスの開発https://fcc.eng.hokudai.ac.jp/https://itogrouphp.eng.hokudai.ac.jp/https://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/mde/新しい反応で新しい未来を拓く精密ナノマシン分子触媒を創る資源問題を解決する化学技術未来へと続く道は、研究室から始まる。生産システムの高効率化をはかる。新素材の開発で世界に貢献する。わが国の基幹産業を背負って立つ。ここには、研究者のロマンがある。元素の可能性を広げたい炭素―炭素結合を自在に作る高機能材料の開発・製造・普及Laboratoryinformation未来を拓く知が集まる
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