School of Engineering, Hokkaido University 2021-202219│います。社会人になり、大切なのは、失敗しないことではなく失敗から学び次につなげる姿勢だと思います。ときには失敗が重なり気持ちが沈むこともありますが、冷静に原因を考えて改善し、次は成功する!と前向きな気持ちで取り組むことが大きな成功につながると信じています。残り少ない学生の間に、難しい課題にもどんどん挑戦して、様々な経験を積んでくださいね。高分子化学研究室電子材料化学研究室http://elemat-mc.eng.hokudai.ac.jp/界面電子化学研究室先端材料化学研究室構造無機化学研究室西谷 沙耶香さん株式会社ノリタケカンパニー 開発・技術本部 研究開発センター 機能材料グループ2017年3月 工学部 応用理工系学科 応用化学コース 卒業2019年3月 大学院総合化学院 総合化学専攻 物質化学コース 修士課程 修了教授 佐藤 敏文│准教授 田島 健次│准教授 磯野 拓也│特任助教 Brian J. Ree教授 幅﨑 浩樹│准教授 青木 芳尚│特任助教 北野 翔現代文明を支える電子・電気機器や鉄鋼などの構造材料、エネルギーにかかわる新しい材料開発や制御法に関する研究を行っています。電気化学による金属表面・界面制御、機能性ポリマー、量子計算や計算機シミュレーションなど、さまざまな手法を駆使して取り組んでいます。■主な研究テーマ●軽量・高強度なマグネシウム合金の高機能化●金属腐食現象の可視化とモニタリング●二酸化炭素の電気化学的還元固定●有機半導体を用いた機能性電子デバイス●量子動力学計算による新規ナノ材料設計▶金属ナノ微粒子析出により実現したマグネシウム合金上の高耐食性コーティングナノレベルで形態や組成を制御した薄膜や多孔質膜を化学的および電気化学的に合成し、その表面機能や電気化学的特性について研究しています。次世代の燃料電池・空気電池や21世紀の環境・エネルギーに貢献する材料を創製することを目標にしています。中学生の時、「分子や原子をこの目で見てみたい!」という好奇心から化学に興味を持ちました。地元が北海道だったので、北海道大学工学部応用理工系学科に進学し、卒業後は愛知県にある弊社の開発・技術本部で働いています。私たちの部署では、商品化を見据えた基礎研究・商品開発を行っています。自分が携わったアイテムが商品になるまでは、多くの課題があり、決して簡単な道のりではありませんが、いつか自分の手掛けた商品が世に出ることを目標に日々の業務を行って▶水・油に濡れない表面●有機触媒重合の開発●ナノフィブリル化バクテリアセルロースの表面修飾と生分解性プラスチックとの複合化●大腸菌、酢酸菌組換体を用いたセルロース合成機構の解明と新規機能性セルロースの創製教授 長谷川 靖哉│准教授 伏見 公志│特任講師 北川 裕一│特任助教 庄司 淳「リビング重合法」を駆使することで新たな機能や構造を持つ高分子材料の設計・合成を行うと同時に、「微生物」をツールとしたナノセルロース材料の開発を行っています。さらに、合成高分子と天然材料のハイブリッド化による環境循環型のナノ材料の創出を目指しています。現代社会は多くの先端科学技術によって支えられています。この先端科学技術を発展させるため、光化学および電気化学を基盤とした先端材料化学の研究(発光性分子材料、半導体ナノ結晶、高機能電極、光学材料開発)を推進しています。■主な研究テーマ●強発光特性を示す金属錯体の創成●光磁気機能を有する半導体ナノ結晶の開発●微小電気化学による機能材料評価●先端機能評価のための装置開発●最先端光学材料の開発無機固体のナノ構造が示す物性を有用な機能性として利用することを目指して、機能性無機材料の創製と用途開発に関する研究を行っています。特に新しい物質群として注目されている酸化物と窒化物の両陰イオンを含む酸窒化物無機材料を開発しています。│卒業生からのメッセージ■主な研究テーマ●非鉛系酸窒化物誘電体など無機化合物の構造解析●新しい酸窒化物超伝導体や非希土類窒化物磁性体の開発●負の屈折率を目指した遷移金属窒化物複合体の微細構造制御●新しい窒素含有発光材料の開発●新規シンチレータ酸化物材料の開発▲非鉛系酸窒化物誘電体の陰イオン配置と圧電応答像准教授 樋口 幹雄│准教授 鱒渕 友治▶リビング重合によって合成される様々な高分子と微生物によって合成されるナノセルロース▶赤色強発光を示す9配位型ユーロピウム錯体試作品をSEM観察している様子http://poly-ac.eng.hokudai.ac.jp/■主な研究テーマ●特殊構造高分子の新規合成法開発●ブロック共重合体の合成とナノ構造発現●導電性高分子の精密合成法開発http://labs.eng.hokudai.ac.jp/labo/elechem/■主な研究テーマ●自己規則化ナノポーラス酸化膜の合成、生成機構解明、応用●超撥水・超撥油表面の創成と応用●燃料電池・空気電池用貴金属フリー電極触媒の開発●プロトン・ヒドリドイオン伝導薄膜の創成と燃料電池への応用●形状制御したナノ材料の合成http://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/amc/http://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/strchem/有機材料と天然材料を組み合わせた機能性高分子未来をつくる電子・エネルギー材料を目指す教授 安住 和久│准教授 小泉 均│助教 田地川 浩人電気化学ナノテクノロジーで新機能材料を創る最新鋭のナノテク化学!無機固体材料の構造で機能を操る諦めない! 気持ちを持って 未来を拓く知が集まる未来に挑む先輩がいる
元のページ ../index.html#20