北海道大学工学部のすべて 2021-2022
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School of Engineering, Hokkaido University 2021-2022│26大学院情報科学院大学院情報科学院情報科学専攻情報科学専攻情報理工学コース情報理工学コース人と対話し、人を理解するコンピュータやロボットに興味がある人。クラウドや情報セキュリティに詳しいコンピュータのプロを目指したい人。生物のように学びつつ進化する人工知能や人工生命のソフトウェアに憧れる人。地球上に分散された大量のモノとコト(ビッグデータ)から情報を認識して有益な知識を発見する方法を探求したい人。好きなアニメキャラクターのイラストをソーシャルメディアから自動収集するなどの情報サービスを開発して起業したい人。とにかくまずは情報理工学を学んでおきたい人。こういう人はみな歓迎です。カリキュラムは4つの層(グループ)からなります。最初の層は、情報とコンピュータの基礎理論です。残りは情報システムを設計するときの区別で、ベース層、ミドル層、アプリ層です。ベース層は、プログラミングやデータ構造など、全学教育科目全学教育科目●教養科目(文学、芸術、歴史等)●教養科目(文学、芸術、歴史等)●外国語科目 ●外国語科目 (総合教育部)(総合教育部)学科共通科目・コース専門科目学科共通科目・コース専門科目●計算機プログラミングⅠ・Ⅱ ●計算機プログラミングⅠ・Ⅱ ●情報理工学入門 ●情報理工学入門 ●情報理論 ●情報理論 コース専門科目コース専門科目●人工知能 ●人工知能 ●データマイニングと機械学習 ●データマイニングと機械学習 ●データベースとWeb●データベースとWeb インテリジェンス インテリジェンス●プログラム理論と言語●プログラム理論と言語●メディアコンテンツ工学●メディアコンテンツ工学コース専門科目コース専門科目●卒業研究●卒業研究ソフトウェアの基礎です。ミドル層は、情報メディアやネットワークなど、基礎と応用を橋渡しするものです。アプリ層は、人工知能やロボットなど、高度な応用と情報サービスを構築します。人と対話する人と対話するロボットにロボットに興味がある興味がある●知能ソフトウェア特論●知能ソフトウェア特論●自律系工学特論●自律系工学特論●調和系工学特論●調和系工学特論●ヒューマンコンピュータインタラクション特論●ヒューマンコンピュータインタラクション特論●大規模知識処理特論●大規模知識処理特論●知識ベース特論●知識ベース特論●情報知識ネットワーク特論●情報知識ネットワーク特論●アルゴリズム特論●アルゴリズム特論●基礎科目(数学、物理、化学、生物) ●基礎科目(数学、物理、化学、生物) ●情報学 ●情報学 ●計算機プログラミング演習 ●計算機プログラミング演習 ●コンピュータシステム ●コンピュータシステム ●情報数学●情報数学●人工生命と進化型計算●人工生命と進化型計算●情報代数とオートマトン ●情報代数とオートマトン ●データサイエンス ●データサイエンス ●メディア処理工学●メディア処理工学●アルゴリズムとデータ構造 ●アルゴリズムとデータ構造 ●数値の表現と計算●数値の表現と計算●科学技術英語演習●科学技術英語演習●コンピュータ工学●コンピュータ工学●ネットワークとクラウド●ネットワークとクラウド●情報理工学演習Ⅰ●情報理工学演習Ⅰ●情報理工学実験Ⅰ・Ⅱ●情報理工学実験Ⅰ・Ⅱ●ロボットとインタラクティブ●ロボットとインタラクティブ システム システム●情報セキュリティ   ●情報セキュリティ   ●ソフトウェア工学●ソフトウェア工学●計算理論●計算理論●情報数理学特論●情報認識学特論●知能情報学特論●情報解析学特論●ハイパフォーマンスコンピューティング特論●情報システム設計学特論●先端ネットワーク特論●先端データ科学特論●情報数理学特論●情報認識学特論●知能情報学特論●情報解析学特論●超高速計算機網工学特論●情報システム設計学特論●先端ネットワーク特論●先端データ科学特論│カリキュラムの特徴│こんな人におすすめなどなどなどなどなどなどなどなどなどなど情情報報エエレレククトトロロニニククスス学学科科コンピュータコンピュータのプロをのプロを目指したい目指したい進化する進化する人工知能・人工知能・人工生命に人工生命に本コースでは、情報代数やコンピュータ工学、アルゴリズムのような基礎的な理論を学ぶ講義から、機械学習や仮想現実、拡張現実といった応用的実用的なものを学ぶことが出来る講義まで、幅広い層の科目が開講されています。基本と応用の両方を学ぶことで、新時代に必要な、自由で柔軟な技術的発想が可能となります。私はこのような発想の元、拡張現実などの最先端の研究をしたいと思い、本コースに進みました。新時代の創り方を本コースで学んでみませんか。情報科学は人々の生活と密接に関わっているため、日常生活において不便だと感じていることをそのまま研究テーマにすることができます。例えば、私は「情報をより速く、正確に手に入れたい」という思いから、文書データを対象とした情報検索に関する研究に興味を持ちました。現在は、論文からの化学反応プロセスの自動抽出に関する研究を行なっています。自動抽出した情報があれば、人間が論文を読まずに化学反応を再現することが可能になります。町 光二郎大学院情報科学院 情報科学専攻 情報理工学コース修士課程2年 (北海道帯広柏葉高等学校出身)鈴木 湧登情報エレクトロニクス学科 情報理工学コース4年(栃木県立宇都宮高等学校出身)憧れる憧れる情情報報理理工工学学ココーースス電電気気電電子子工工学学ココーースス生生体体情情報報ココーーススメメデディィアアネネッットトワワーーククココーースス電電気気制制御御シシスステテムムココーースス│基礎からアプリまで、ソフトウェアと情報サービスのすべてを学ぶ。1年次1年次2年次2年次3年次3年次4年次4年次IT技術の基礎から応用まで学んだその先に日常生活で感じた不便を日常生活で感じた不便を研究テーマに研究テーマに│学生の声に進む若者がいる│大学院生の声を描く若者がいる修士課程・博士後期課程修士課程・博士後期課程│情報理工学コース カリキュラム│情報理工学コース カリキュラム未来へと続く道がある未来を一緒に目指したい未来未来

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