北海道大学工学部のすべて 2021-2022
29/78

情報エレクトロニクス学科情報理工学コース電気電子工学コース生体情報コースメディアネットワークコース電気制御システムコースSchool of Engineering, Hokkaido University 2021-2022│28大規模知識処理研究室知識ベース研究室http://www-kb.ist.hokudai.ac.jp/情報知識ネットワーク研究室アルゴリズム研究室情報数理学研究室情報認識学研究室│情報理工学コース 研究室紹介▶大規模知識処理計算サーバー群▶人工知能と人間の協働▶データマイニング 最先端のアルゴリズムの理論をベースとして、組合せ最適化とその応用、大規模知識処理、グラフ構造、列挙アルゴリズム、計算幾何学、デザインと数学、計算折り紙、計算量理論などに関する技術を開発し、社会基盤システムの解析・設計など、実社会の幅広い課題に貢献することを目指します。人間の知的活動により日々産み出される大量のデータを、再利用可能な形で整理する知識処理技術の研究を行っています。人間にとっても理解しやすい知識を作成することで、人工知能が活用できるだけでなく、人工知能と人間の協働できる環境を目指します。私たちの研究室では、多種多様で膨大なデータの集まりから、役に立つ情報や知謙を取り出すためのソフトウェア技術「情報検索と知識発見のための情報基盤技術」について、基礎理論からその応用まで幅広く研究をしています。教授 堀山 貴史│准教授 脊戸 和寿教授 吉岡 真治│助教 大久保 好章教授 有村 博紀■主な研究テーマ●能動学習●オンライン学習●バンディット問題●レコメンデーションシステム●識別器の簡略化●反復繰返構造の抽出■主な研究テーマ●画像・色彩の復元●音響信号の雑音除去●デジタル信号処理を支える標本化理論とその応用●剰余束や含意断片に基づく新しい論理体系の構築●ファジィ集合やマルチ集合を用いた情報処理方法論の開発■主な研究テーマ●個人認証や音声認識などのパターン認識に関する研究●妖精ITの実現に関する研究●loTによる安全な社会をつくる研究●特徴選択や識別子構築に関する基礎研究●認識や予測に対する統計的パターン認識アルゴリズムとはコンピュータが問題を解く手順です。本研究室では、学習問題とマイニング問題のアルゴリズムの開発と理論解析を行っています。また、それらのアルゴリズムのWebシステム、コンピュータハードウェア設計および医学・生物学分野への応用を行っています。情報科学の様々な問題を、場当たり的な手法によってではなく、きっちり理論的に解決することを目指しています。具体的には、関数解析理論を用いた信号復元法の開発や、抽象代数の理論に立脚した、人間にとって使い易い論理体系の構築などを目指しています。パターン認識や機械学習、データマイニングなどの基礎技術を磨くとともに、その応用として未来の心地よく安全な社会の実現を目指して日々楽しく研究しています。座っただけでその人を認証する椅子(世界初)や、赤外線センサネットワークによる老人の転倒検出などが例です。▶様々なアルゴリズムの開発▶座っただけで誰かがわかり姿勢までわかる妖精の椅子▶色彩復元教授 中村 篤祥教授 工藤 峰一http://art.ist.hokudai.ac.jp/■主な研究テーマ●知識データの表現と演算処理アルゴリズム●大規模知識データの圧縮·列挙・索引化の技術●大規模•複雑な条件を満たす制約充足問題•最適化問題■主な研究テーマ●異なる情報源からの特徴的な差異発見●ナノ結晶デバイス研究者を支援する知識探索プロジェクト●様々なタイプの情報の類似性を考量した情報推薦システムhttp://www-ikn.ist.hokudai.ac.jp/■主な研究テーマ●鍵となる情報に関係するデータを抽出するための情報検索アルゴリズム技術●高速な検索処理やデータ処理を可能にする索引データ構造構築の技術●膨大なデータを効率よく保存・流通・再利用するための高度なデータ圧縮技術●膨大なデータから役に立つ規則を見つけ出すデータマイニング技術●既知のデータから自動的に学習し、未知のデータを分類•予測する人工知能技術http://www-alg.ist.hokudai.ac.jp/index-j.htmlhttp://ims2.main.ist.hokudai.ac.jp/http://prml.main.ist.hokudai.ac.jp/ビッグデータ時代を切り拓く最先端アルゴリズム技法人工知能と人間の協働を支援する知識処理技術膨大なデータから知識を発見アルゴリズム開発数学の力で情報科学の基礎を支える教授 田中 章│准教授 河口 万由香│助教 中村 将成妖精ITをもとめて

元のページ  ../index.html#29

このブックを見る