北海道大学工学部のすべて 2021-2022
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School of Engineering, Hokkaido University 2021-202257│社会基盤学コース 研究室紹介環境フィールド工学専攻 河川・流域工学研究室http://earth-fe.eng.hokudai.ac.jp/■主な研究テーマ●土砂輸送現象および地形形成プロセス ●乱泥流の流動と海底地形形成プロセス ●環境に関連した流体不安定現象●地球水循環システム●豪雨の発生メカニズム環境フィールド工学専攻 地盤物性学研究室https://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/soilmech/因子の影響評価北方圏環境政策工学専攻 構造デザイン工学研究室http://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/bridge/■主な研究テーマ●橋梁床版の疲労損傷・寿命の解析および補強効果の評価●鋼コンクリート合成床版の凍害抵抗性の機構と評価●超緻密高強度繊維補強コンクリートによる橋梁部材の高耐久化●炭素繊維強化ポリマー(CFRP)梁の設計手法の開発●生体模倣に基づく炭素繊維強化ポリマー(CFRP)の高靭性化●デジタル画像相関法による表面ひずみ・損傷場の非接触面的計測●機械学習による構造物表面画像からの変状自動検出器の開発環境フィールド工学専攻 沿岸海洋工学研究室https://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/coasteng/http://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/kyoku/http://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/maintenance/│社会基盤学コース 研究室紹介地球規模で発生する気候変動や環境問題を解決し、洪水や土石流など大規模災害の発生を防ぐために、理論や数値解析、実験や野外観測を通して、流域から地球・惑星規模での水文・気象現象や流体現象、流れによる土砂の輸送および地形形成現象を解明します。最も歴史の長い建設材料である土の性質を根本的に理解し、さらにその測定・記述方法や高度な利用方法を考案することを通して、ミクロレベルから埋立島の大きさまで、マルチスケールでの土の挙動を予測する技術の開発を目指しています。■主な研究テーマ●フィールドでの地盤調査方法の開発・データベースの構築●試料サンプリング技術の評価●斜面崩壊現象のメカニズム理解と対策●セメント改良土の硬化過程の研究と状態評価方法の開発●土の変形における異方性や温度・ひずみ速度などの新橋梁形式の開発、橋梁ならびに社会基盤構造物への新材料の適用、解析法・設計法・製作法および維持管理技術など、システムとしての橋梁・社会基盤構造物に関する先端的な研究を通して、橋梁・構造技術者を育成し、社会の持続的発展に貢献します。▶地球水循環システムの概念図(米国USGSホームページより)▶SCPT:せん断波速度計測を通して地盤剛性を非破壊測定教授 泉 典洋│准教授 山田 朋人教授 松本 高志│准教授 古川 陽│助教 デン・ペングル▲斜張橋の維持管理現場の視察■主な研究テーマ●海洋生態環境の評価と将来予測●河口・沿岸域の複雑流れと土砂輸送の将来予測●高波がつくる乱流の物理●新たな海洋エネルギーアセスメントの提案 ●気候変動下の大気と海洋環境のモデリング北方圏環境政策工学専攻 先端モビリティ工学研究室手法に関する研究 ●自転車走行、歩行者の道路横断行動に関する研究●住民参加等を踏まえた公共調達の新たな制度設計 ●環境を踏まえたモビリティマネジメント手法の開発●建設業における人材育成に関する研究北方圏環境政策工学専攻 維持管理システム工学研究室■主な研究テーマ●環境作用(凍害、化学的浸食等)による劣化現象とそれが材料特性に与える影響の解明●荷重(疲労、地震の影響等)による劣化現象・材料特性への影響の解明●環境作用と荷重との組み合わせ下の構造物の性能予測手法の確立●修復・防止対策技術としての補修補強工法の合理的設計法の確立●新材料や新構造を用いた補修補強工法や維持補修の容▶実構造物の性能評価(上:実験、下:易な構造物の開発波浪や沿岸域の流れ、海岸浸食、構造物に働く波力、海洋災害の予測はもちろん、海岸環境や海洋生態系、地球温暖化に伴う海の応答についての研究を通して、豊かな海洋環境の創生と長期的な海と人間との共生を目指しています。多様な交通モードを考慮した道路空間マネジメントおよび自転車・歩行者に関連する交通事故を減らすエリアマネジメントに関する研究、さらに、コンストラクションマネジメント、アセットマネジメント、モビリティマネジメント等についての一連のマネジメント研究を進めています。■主な研究テーマ●多様な交通モードに対応できる道路空間マネジメント人の生活を支え、自然を守る社会基盤施設について、長寿命化や機能の高度化を図るために、最新の数値解析手法と実験により研究を行います。具体的には、構造物に生じる劣化現象を解明し、設計技術、先端的材料と構造による修復と防止対策技術を提案します。▶人々が憩える豊かな海洋の創出を目指しています教授 渡部 靖憲│特任教授 山下 俊彦│助教 猿渡 亜由未教授 萩原 亨│准教授 髙橋 翔准教授 松本 浩嗣│助教 古内 仁▶NYブロードウエイ:道路はだれのもの?数値シミュレーション)大規模流体現象の解明に挑む土の理解と利用の更なる高度化へ教授 渡部 要一│教授 西村 聡│助教 福田 文彦持続可能な社会を支える橋梁技術未来へと続く道は、研究室から始まる。地震や災害から暮らしを守る。豊かな海洋環境との共生を目指す。持続的に発展する社会を実現する。社会基盤を支える、大黒柱になろう環境と安全に優れた公共空間を実現しよう!科学をもって未来の海を創る生活基盤施設を造り、そして守るLaboratoryinformation未来を拓く知が集まる

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