12345▲▲画像資料も活用しながら、美術作品を宗教・歴史・社会的文脈から考察。[芸術学]▲宗教学の欧文文献を講読。少人数の演習では学生も積極的に発言する。[宗教学演習]▲プラトン、デカルト、カントなど西洋哲学史の基礎文献を読む。学生の問題提起によって議論が発展することも。[哲学演習]11先輩からWEDTHUFRIチューリングの思考を辿る美学研究の基礎現代宗教論※上の表は実際の開講時間割とは異なります。哲学芸術学演習宗教学概論哲学・文化学コース 4年生三田尾 有希子さん 美術鑑賞が好きで本コースを選択しましたが、ここには「好き」を原動力にどんな興味・関心をも突き詰めていくことのできる環境があります。人間が作り出す文化芸術は、思想のみでなく、歴史や政治、他の文化表現など複雑で多様な背景のもとに成り立っています。これを理解し、別々の講義で学ぶ内容ひとつひとつが繋がっていることを実感できたとき、その面白さに心躍るようになりました。 私は現在、「美」に対する問いかけの歴史を学ぶとともに実際の絵画作品について調査し思案する練習を重ねています。「芸術や哲学は果たして必要か」という問いに自分なりの答えを見つけることが、ひとつの目標になっています。記されたことばや実際の作品について、資料を読み、考察を深め、議論を行い、視野を広げて再び対象に立ち返るとき、作品への理解だけでなく自分自身の存在が一段深まるような感覚を覚えるはずです。哲学・文化学コースで、そうした飽くなき思索の旅へと共に出発してみませんか。MONTUE心理学の哲学近現代美術の諸問題環境倫理学入門哲学芸術学概論倫理学博物館概論宗教学基礎文献講読西洋哲学史基礎演習仏教学入門博物館概論宗教学演習哲学演習仏教学概論博物館資料論哲学の基本的諸問題日本絵画史研究̶絵画の場近現代哲学史この2単位を含め、所定の19単位を修得し卒業すると学芸員資格がとれる。[博物館概論]博物館資料論哲学概論ミュージアム・スタディーズ概論西洋哲学史概説聖堂・修道院と美術ヒンドゥー教入門芸術学インド哲学仏教学(2021年5月、3年時に取材)コースの授業例文化芸術の背景を知り、作品と自分を理解する古典から現代までの文献を講読して思想と文化についてとことん考え抜く一週間。
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