北海道大学 法学部 2023
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①商法②主に会社法、金融商品取引法を研究しています。演習では、コーポレート・ガバナンスやファイナンス、ビジネスプランニングに関する最先端のテーマや具体的なケースについて、学界や実務界で議論、検討されているレベルで深く学修してもらうことを目標としています。③学生時代に様々な経験を積み、自分らしさ、個性を知ることが重要です。北海道大学法学部は、自らを研磨するために最良な学修の場であります。①民事訴訟法②私人間のトラブル(紛争)の中には当事者の話し合いだけでは上手く解決できないものもあります。そのような紛争を解決するための手段の1つである民事訴訟――平たく言えば裁判――手続の原理・ルールについて考えるのが民事訴訟法学です。 ③主体的・積極的に未知の世界について知ろうとすればするほど大学生活は実り多いものになるように思います。いろいろな世界に目を向けて自分の可能性をどんどん広げていってください。①抵触法(国際私法・国際民事手続法)②抵触法は、国際的な紛争をどの国の裁判所で、どの国の法に基づいて解決すべきかという問題を取り扱います。国際結婚から国際取引に至るまで幅広い領域をカバーする学問です。少し労力と根気を要しますが、皆さん、是非チャレンジしてみてください。③北大法学部は学習環境のみならず、人生の大切な時期を過ごすにふさわしい環境が整っています。豊かな環境の下で、皆さんの学生生活が充実したものになるよう、願っています。①知的財産法②知的財産法は、パクリをどこまで許すか、または、許さないか、という線引きを考える分野です。社会にあふれる「パクリ」は、良いことなのか悪いことなのか。私と一緒に考えてみませんか。ゼミでは、ディベート形式を取り入れています。法的知識だけではなく、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力など、実践的な能力の向上も目的としています。③もし自分がもう一度学生生活をするなら?北海道大学しか考えられないです!教授野田 耕志准教授伊藤 隼教授嶋 拓哉教授■田 広志教授三宅 新①商法②商法の一分野である保険法を中心に研究しています。社会保障とは異なり、損害保険や生命保険のような私保険を扱う分野です。③「ソロ充」という言葉があります。今はまだ周りの目を気にしながら集団行動をしている人も、大学生になったらソロ充として生活することをお勧めします。准教授横路 俊一①民事訴訟法、裁判外紛争解決手続②争いごとが起こったときに、裁判あるいはそれ以外で、どのように手続を進めていくべきかについて研究をしています。どのように紛争が解決され、あるいは権利が実現されるのかを具体的なイメージをもてるようになると法学の勉強は面白くなるのではないかと思います。弁護士としての経験も活かして、皆さんにそれを伝えられたらと思います。③何事にも、楽しさを見つけたり、好奇心をもって接すると、世界が広がり、充実した大学生活を送ることができると思います。教授中山 一郎①知的財産法②現代社会では、アイデア、コンテンツ、ブランドなどの「目に見えない」情報の価値が高まっており、それら無形の情報を保護するのが知的財産法です。もっとも、模倣により人類が進歩してきたことも確かです。適切な保護のあり方を考えること、そこに知的財産法を学ぶ面白さがあります。③大学では、主体的な学びが求められます。知的好奇心のアンテナを広げて、北大法学部が提供する機会を有効活用してください。教授(弁護士)林 賢一①企業法務、倒産法務②民事実務演習Bでは、実際に起きた事件を素材として、理論面はもとより、紛争解決のための視点や具体的方法論について議論を深めます。司法制度論では、「法の支配」をキーワードとして、過疎地における司法の現状や課題などについて、ゲスト講師を招いて議論を深めます。③法律実務の世界は、知的好奇心が刺激される事柄に満ちあふれています。法を学び、法曹を目指してみませんか。きっと楽しいですよ。教授山本 哲生①商法②商法といっても幅広いのですが、私はこれまでのところ、主に保険取引に関して研究してきました。何事についても、自分なりの問題意識をもって考えてみることが面白いのだと思いますが、単に自分で考えるだけでは独りよがりになってしまうかもしれません。ですので、幅広く勉強してみることも大切だと思います。③いろんなことに好奇心をもってみよう。教授山木戸 勇一郎①民事訴訟法、民事執行法②民法などの実体法で権利が認められたとしても、それを実現することができなければ意味はありません。民事訴訟法は、権利の実現のプロセスのあり方や原理を考える学問です。③勉強をして法律が分かるようになればなるほど、どんどん法律を学ぶのが面白くなっていきます。法律を学ぶことの面白さを、法学部に入って体験してみてください。教授ハズハ ブラニスラヴ①知的財産法、法と経済学②授業では国内外の裁判事例を取り上げながら日米欧の知的財産法(著作権法、特許法、商標法など)を紹介・比較し、それぞれの制度の目的、現在直面している課題を検証していきます。③情報技術の急速な発展が社会のあらゆる場で大きな変化をもたらしています。そのような中で、私たちの日常生活に深く関わるさまざまな法律を社会の急激な変化にどう対応させるべきか、ぜひ一緒に考えてディスカッションしましょう。教授(裁判官)林 由希子①民事訴訟実務②札幌地方裁判所で民事事件を担当している裁判官です。授業では、紛争を解決するために、法律が実際にどのように使われているのかを教えています。法学は、私達の生活と密接に関連し、様々な形で、社会のため、他人のため、自分のためになる学問だと思います。③北大で、是非一緒に法学を学びましょう。14

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