北海道大学 経済学部のすべて
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財政学産業組織論公共経済学金融経済学経済思想史社会経済学進化経済学研究しているのは、税金の問題、財政赤字、公共事業、年金・医療、介護保険など私たちの生活に身近な問題です。これらの制度を研究し、みんなが安心して生活できる制度を構築したいと思っています。データと簡単な経済理論を使って、産業組織論、労働経済学などの研究をしています。いつもデータにいじめられています。研究というものはなかなか思うようにいかないものですね。家族は家事、育児、介護、労働などに対する時間配分、所得分配、結婚や離婚、子を持つか、地域社会への参加など、日々様々な問題に直面しています。それらの問題がどう解決されるか、ゲーム理論を用いて研究しています。近年のサブプライムバブルとその崩壊は経済に大きな打撃を与えました。バブルはいかにして生じるのか、またいかにして制御しうるのか、そのような観点から、貨幣・金融システムの設計・制御に関する研究を進めています。善く生きるとは?̶そもそも経済とは、「善く生きる」ための生活の仕方を意味するものだった。経済学が歩んできた道をたどり、経済とは何か、経済学はどのような性格の学問なのか、といった問題を研究している。資本主義経済の基本的なしくみについて研究しています。研究の中で痛感するのは、どのような場合にも、幅広い視野・関心と知識が不可欠だということです。これから大学を目指す皆さんには、文系・理系にとらわれず、知識を得ることについて、貪欲であってほしいと思います。イノベーションと物の進化の研究をしています。どちらも経済学の標準的なテキストに書かれていることでは説明しきれない、不確定性の高い対象です。幅広い知識を身に着け、これらを説明できるように頑張っています。小山光一教授今井晋教授田中藍子助教早川仁助教岡部洋實教授佐々木憲介教授小林大州介助教 個性的な教授陣12●5ページ参照成田 大樹准教授●18ページ参照公共経済学●4ページ参照安部 由起子教授労働経済学環境経済学●21ページ参照橋本 努教授現代経済思想日本経済の進路を探る経済とは何かを幅広く思索する板谷 淳一教授経済政策経済と社会

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