北海道大学 文学部 2024
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27部局間交流協定校サセックス大学(イギリス)社会学研究室 留学年次4年中山 芽衣(なかやま めい)さん国際的な視座や多様性を育むイギリス留学 国家間の不平等や貧困問題に関心があり、世界1位と評される開発学と、私の専門の社会学が同時に学べるコースがあるサセックス大学を留学先に選びました。世界中から集まる多様な学生と議論することで、視野が広がりました。授業の予習は大変でしたが、楽しく、得難い経験になりました。留学制度北大文学部から世界へ世界から北大文学部へ交換留学のメリットいろいろ―授業料不徴収、単位認定、生活相談も― 北海道大学は海外の協定大学との間に「授業料不徴収」の取り決めを結んでいます。「授業料不徴収」とは、北海道大学に授業料を納めれば留学先の大学に授業料を払わなくてすむという制度で、北大よりも高い学費の大学へ留学したい場合は非常に有効です。交換留学であれば、留学先の大学の専門科目を履修することができ、そこで修得した単位が文学部の審査によって帰国後に認定される場合があります。 また大学間交流協定校への交換留学の場合、出願手続きを学務部国際交流課がサポートし、出発前に交換留学生を対象としたオリエンテーションも実施します。留学中もメール等で授業や生活等に関する相談に応じるとともに危機管理に関する情報も提供しています。文学部の部局間交流協定校への留学は、文学部独自の支援が受けられます。一人一人の状況に応じたきめ細やかなフォローで、事前準備から留学中の相談にも対応しています。あなたの隣にも留学生が国際色豊かな北大キャンパス 北海道大学には世界各国から集まった大勢の外国人留学生が学んでいます。留学生との交流プログラムも豊富に用意されており、さまざまな体験を通して国や人種、ことばや文化、宗教などの壁を越えた友情を育むことができます。 文学部や大学院文学院に在籍する各国の留学生たち(17ヵ国・217名、令和5年5月現在)も、皆さんの大学時代を彩る大切な仲間たち。緑のキャンパスにいながらにして国際交流や異文化コミュニケーションが始まります。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■北海道大学の交換留学制度―文学部独自の制度も充実― 北海道大学では、海外の51ヵ国・地域の201機関と197の大学間交流協定を結んでいます(2023年3月現在)。このうち、188大学と「大学間」の学生交流覚書を、また、それとは別に「部局間」の学生交流覚書も締結しています。学生はこれらの協定大学に1学期間あるいは1年間「交換留学」することができます。大学間の場合は、北海道大学の学生全員が対象ですが、部局間の場合は、協定を結んでいる部局の学生が対象となります。文学部では、現在24大学等と部局間交流協定を締結しており、このうち13大学と学生交流覚書を取り交わしています。これらの13大学に対しては文学部独自の交換留学制度があります。

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