北海道大学 水産学部 学部案内 2023
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10学科の詳しい情報学生の声チョウザメ、ティラピア、サケ・マス、ヒラメ・カレイ、ウナギ、ウニ、アマノリ、コンブ海洋微生物生態、魚病防疫、組織工学、再生医療、ホルモン内分泌、魚の卵形成環境と生殖、免疫化学、比較繁殖生理学、バイオテクノロジー、発生工学ジーンバンク、人工授精、性分化と統御、メタゲノム、バイオエネルギーマリンエンザイム、海藻多糖、タンパク質工学将来、私たちにとって十分な食料を得るためには、おいしくて健康にいい魚・貝類や藻類を網いけすなどで大きく育てる「養殖」や、魚・貝類の子どもを海に放流し資源を増大させる「増殖」が必要不可欠です。そのため、さまざまな海洋生物の代謝や成長、繁殖、遺伝、各種酵素やホルモン、魚・貝類や藻類の病原菌やウイルス、海洋性細菌に関する基礎知識を身につけます。そして、遺伝子組換え技術、受精卵操作、ゲノム解析、ゲノム編集などの最先端の生命科学を学び、それらを十分に活かして、次世代の人々を豊かにする水産増養殖の分野で幅広く活躍できる人材を養成します。増殖生命科学科卒・修士課程2年坂上 美卯「増殖生命」と聞くと魚などの増養殖の研究をしているイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。私はコンブやワカメに含まれるネバネバ成分のアルギン酸に関する酵素の研究をしています。この研究が進めば、有効な治療法が確立されていない難病の薬として応用できる可能性があります。増殖生命科学科では、生命科学に関する最先端の知識と技術を学び、生物を細胞・分子レベルで理解し、有効利用するための研究を行っています。皆さんもミクロな視点から海洋生物の謎に迫り、新たな可能性を見つけてみませんか?生命に迫るVOICE増殖生命科学科

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