北海道大学 水産学部 学部案内 2023
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12学生の声学科の詳しい情報食の安全、食品機能、機能性水産成分、海からくすり、海洋天然物、食品保蔵、脂質タンパク質、アミノ酸、糖質、マリンカロテノイド、水質浄化、水産アレルギー予防水産廃棄物利用、バイオマス利用、生活習慣病予防、薬理成分、殺藻成分、抗肥満成分精密化学分析、鮮度保持、炎症抑制、食品衛生、食中毒細菌、抗菌成分、酵素酵素阻害成分、遺伝子資源、抗酸化成分、分子栄養、遺伝子・代謝物解析、化学工学魚類、甲殻類、軟体動物、海藻などの多様な海洋生物資源を有効に利用するための理論と先端技術を学ぶことができます。海洋生物の資源学や生化学、栄養・健康性機能の化学、工業原料・医薬品材料としての利用科学、食の安全性確保に関する科学などがあり、これらの学習と実験・実習を通して、将来、食品、化学、薬品、生物工学、安全管理等の職業領域で活躍できるための専門教育をおこないます。資源機能化学科卒・修士課程1年 富村 千遥乗船実習など北大水産でしかできない経験ができるところに魅力を感じ、水産学部に進学しました。学部4年間では、食品化学、食品衛生学、栄養学といった授業を通じて、水産食品を中心とした食品成分の機能性や安全性について学びました。また,生産プロセス工学実習では,様々授業で学んだ化学反応や食品安全性をもとに,サバの缶詰を作りました。現在は,学部で学んだ知識を生かして,未利用水産資源の有効活用に取り組んでいます。修士研究では,未利用海藻から有効成分を抽出し,動物摂取実験を行い,生活習慣病に及ぼす影響を調べています。このような研究活動を通じて,将来には人の健康に役に立つ水産食品の開発に貢献したいと考えています。教員:細川・別府・高谷海洋生物には、陸上生物にはない特徴的な脂質成分が含まれています。当研究室では、「リン脂質」や「カロテノイド」など水産脂質に着目し、世界的に問題となっているメタボリックシンドロームやサルコペニアに対する発症予防効果について分子栄養学的な観点から研究を進めています。機能性分子化学生命の恵みVOICE資源機能化学科

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