12345▲人の自然との関係を通してこれから▲格差社会の実態をデータに基づい▲目や耳などの感覚器官を通じて得られる情報が知覚になるまでの仕組みについて学ぶ。[認知心理学]23先輩からWEDTHUFRI行動科学のための基礎実験「心理学実験実習」・「社会調査法実習」・「野外調査法実習」のように、各専門分野で実習がある。(必ずしも4コマ続きとは限らない)※上の表は実際の開講時間割とは異なります。行動科学関連諸分野の主要な研究テーマと研究方法の概要を学ぶ。[行動科学実験実習]行動科学実験実習心理学の基礎知識進化した心、進化する文化重回帰分析心理学概論認知科学行動計量学人間科学コース3年生石田 きなりさん 私は、震災の「復興」やまちづくり、人々の居場所づくりなどに関心があり、地域科学研究室がある人間科学コースを選びました。水俣病事件について学んだとき、最初はなぜ住民が有毒かもしれない魚を食べ続けていたのか、なぜ認定のための苦しい闘いを続けるのか、分かりませんでしたが、当時の社会構造や差別、彼らの生活・人生を調査することで、少しですが彼らの論理を想像することができるようになりました。現在は環境社会学を専攻し、戦争や公害、災害などの非体験者が「災禍」の記憶や経験をどのように継承していけばよいのかを研究しています。一見災禍とは無関係に思える生活史エピソードも根気強く聞いていくと、災禍をより多層的に解釈する手助けになります。単一の答えがない分、苦しいこともありますが、こうした人間科学コースの学びは他者との共存を考え、自分のことも理解するための大切なヒントになっています。 今後は大学院に進学し研究を続ける予定です。将来どのような職業に就いても、文学部で学んだ“わかりやすいものに安住せずに考え続け、他者と分かり合おうとすることを諦めない姿勢”を持ち続けたいと思っています。MONTUE実験デザイン基礎から応用空間情報と地理学質的調査法て考える。[社会学演習]心理学研究法地域科学演習社会学研究法教育と階層の社会学感覚と知覚医療と福祉の社会学の社会のあり方を考える。[比較地域社会学]社会学演習認知心理学社会変動論被害・ガバナンス・環境正義の社会学野生動物管理入門比較地域社会学社会生態学(2024年5月取材時に撮影)コースの授業例他者と分かり合おうとすることを諦めない実験や調査、データ解析を通じて課題を解明。文献読解やプレゼンでコミュニケーション力もUP。
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