北海道大学 水産学部 学部案内 2024
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学科の詳しい情報学生の声チョウザメ、ティラピア、サケ・マス、ヒラメ・カレイ、ウナギ、ウニ、アマノリ、コンブ海洋微生物生態、魚病防疫、組織工学、再生医療、ホルモン内分泌、魚の卵形成環境と生殖、免疫化学、比較繁殖生理学、バイオテクノロジー、発生工学ジーンバンク、人工授精、性分化と統御、メタゲノム、バイオエネルギーマリンエンザイム、海藻多糖、タンパク質工学将来、私たちにとって十分な食料を得るためには、おいしくて健康にいい魚・貝類や藻類を網いけすなどで大きく育てる「養殖」や、魚・貝類の子どもを海に放流し資源を増大させる「増殖」が必要不可欠です。そのため、さまざまな海洋生物の代謝や成長、繁殖、遺伝、各種酵素やホルモン、魚・貝類や藻類の病原菌やウイルス、海洋性細菌に関する基礎知識を身につけます。そして、遺伝子組換え技術、受精卵操作、ゲノム解析、ゲノム編集などの最先端の生命科学を学び、それらを十分に活かして、次世代の人々を豊かにする水産増養殖の分野で幅広く活躍できる人材を養成します。増殖生命科学科卒・修士課程2年會田 有未増殖生命科学科では、増養殖に必要な最先端の知識や技術を学ぶことができます。私は、生命の元となる「卵」や「精子」が形成されるメカニズムを調べています。卵や精子を創り出すことができれば、水産養殖をはじめ絶滅危惧種の再生といった新たな技術革新の可能性があります。そのために細胞や分子レベルから研究を進めています。肉眼では見えない世界の研究はとても魅力的です。皆さんも、ゲノム編集や遺伝子組み換え技術を駆使し、生命をミクロの視点から操ってみませんか?10生命に迫るVOICE増殖生命科学科

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