■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■HOKKAIDO UNIVERSITY 2024 GUIDE BOOK 4年制の薬科学科は、生命科学及び創薬科学分野において、国際的に活躍できる優れた研究者・技術者の養成を目的としています。このために、細胞機能や疾患原因を明らかにする生物化学、自然界から新規生 6年制の薬学科は、国民の健康・福祉及び医療における諸問題に薬学の立場から取り組み、研究、医療の現場に還元するために医療薬学・臨床薬学を習得し、さらに医療の現場で問題発見・解決能力を発揮し、指導的な立場で活躍できる薬剤師、あるいOSCE(客観的臨床能力試験)とは、薬剤師の資格のない学生が、病院薬局や薬局で実務実習を行うための能力を身につけているかを試す実技試験です。6年制に進学した学生は、5年次に行われる実務実習の前にOSCEに合格する必要があります。理活性物質を探索する天然物化学、複雑な構造を持つ生理活性物質を合成する有機合成化学や医薬品候補品のドラッグデザインをする医薬科学、分子間相互作用を理解する物理化学を中心に、薬学に必須な基礎科学を優先して学修します。 続いて、薬物と生体との相互作用や薬理活性発現の原理・機構の理解を深めると同時に、衛生化学などの教育を通じて薬学に関連する学際的な能力を培います。さらに研究室配属以降は、創薬、生命科学の最先端研究を行うことで研究能力を培います。は医療薬学研究者を養成することを目的としています。 このため、薬科学科と共通な生物化学・有機化学・物理化学の基礎科目や生理学・薬理学などに加えて、医療現場で必要な薬剤学・薬物送達学・薬物動態学・薬物治療学・化学療法論・臨床生化学・医療情報学・病態解析学・医薬品安全性学などの科目を学修します。さらに病院、薬局における5カ月間の実務実習による臨床経験を積み、チーム医療の重要性を理解し倫理観を持つ薬剤師・医療薬学研究者を養成します。 日本発のアカデミア創薬を目指し、北大の強みを生かし、基礎研究から得られた疾患(特に難治性疾患)ターゲットに対する低分子化合物のスクリーニング、およびバイオ医薬の開発に取り組んでいます。次世代の創薬研究を担う若手の教育に取り組み、総合的な創薬拠点へと発展することを目指します。 日々進歩する薬物治療に対応できる指導的あるいは専門性の高い薬剤師を育成するために、新たな薬剤師教育の方法およびその評価法を開発するとともに、臨床薬学に関する研究の推進を目指します。また、薬剤師の卒後学習を支援するための講演や研修の場を提供しています。薬学部INFORMATION北海道大学 薬学事務部教務担当〒060-0812 札幌市北区北12条西6丁目 TEL:011-706-3489・3488詳しい情報はホームページで https://www.pharm.hokudai.ac.jp/OSCE(Objective Structured Clinical Examination)創薬科学研究教育センター臨床薬学教育研究センター│59薬科学科薬学科生命科学の最先端を学ぶ2つの学科
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