茨城大学農学部2020
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12杉すぎもと本花はな(地域総合農学科3年)①私が農業科学コースを志望した理由は農業の生産について色々な観点から学びたいと思ったからです。私が高校生のとき、将来の職業の選択肢の一つとして農家があり、農学部を志望していました。農業を職としたときに役立つ、実践的で幅広い知識を得たいと思った私にこのコースはぴったりでした。②1~2年次は農作物・栽培・遺伝子・病害虫防除などの基本を中心に学んできました。これからも多くある農業の課題解決に向けて生産技術や、安定した経営について学んでいきたいです。農学部で学び始めてから、農業の喜びと大変さを知り、自分が農業に携わったときにできることは何かを考えるようになりました。これからも学びを深め、自分にできることの幅を広げていきたいと思っています。③農業は身近なことから世界のことまで様々なことが関連しあっていて、知れば知るほど面白いです。私たちが生きていくために不可欠なだけでなく、ときには人を幸せにできる農業はこれからも必要です。そんな農業の色々な面を農業科学コースでは学ぶことができます。農業に興味のある方はぜひ進路の選択肢の一つとして考えてみて下さい。武たけだ田迅じん(地域総合農学科3年)①僕は、高校3年生の進路希望調査の時に将来は土木関係の勉強をしたいと思っていました。「土木であれば、工学部なのでは?」と思われた方も多いかと思われます。しかし、敢えて農学部の土木系を選んだのには理由があります。それは、農業と工学が融合するとお互いの良さが合わさりより良いものになるのでないだろうかという期待感と、ユーモアに惹かれました。また、関東にあることによるアクセスの良さです。②一年次は水戸キャンパスにて、教養科目を学習します。農業の意義、農業に関する基礎を主に学習し、第二外国語も履修します。重要なこととしては、地域と農業との関わりについての基礎を学ぶことです。また様々な分野から農業を見ることができます。二年次より、「社会科学系、環境保全系、工学系」の三つに分けて行われます。僕が属しているのは工学系ですが、工学系は授業科目が多く、数学や物理要素を含むものもあるため他のコース友達からは「大変そうだね」と言われることも多くありますが、教授の方がやさしく教えてくださるので大丈夫だと思います。③大学受験をしなければ、当然のことながら大学には入ることができません。しかし、そう悩まなくてもいいと思います。入学した誰もが通ってきた道ですし、あそこの大学に入ってこれを勉強したいという気持ちさえあれば、いくら不安になった時であっても自らを奮い立たせることができると思います。地域共生コースでは「社会科学系、環境保全系、工学系」の3つに分かれていて様々なことを学ぶことができます。大学生になったら、楽しいこともいっぱいあります。地域共生コースで学ぶことも選択肢の一つとして考えてみてください。

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