茨城大学 人文社会科学部 学部案内 2021
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 私が茨城大学の人文社会科学部を選んだ理由は、学部が改編され、新しくなった教育カリキュラムに魅かれたからです。私自身が外国人留学生ということもあり、入学当初はとても緊張しました。しかし、茨城大学では留学生に対するサポートが非常に充実していて、たくさんの先生や職員さんが面倒を見てくださったお陰で、すぐに慣れることができました。 私が思う人文社会科学部の強みは、学内外でのイベントが充実していることです。たとえば、昨年、人文社会科学部の先生方の主催した日韓関係イベントに数名の学生と一緒に参加し、自分の意見をスピーチしたことはとても有意義でした。当時は日韓関係が厳しくなった時期で、私は、互いに偏見のない知識と情報をもって相手の立場を理解しようと唱えました。それまで授業で学んだ知識を生かし、自分の成長に繋がる良い経験だったと思います。 このように、自分の学んだことを生かす場が充実している人文社会科学部は、きっと皆さんに新しい知識と経験をもたらすことになると思います。茨城大学で開かれた日韓関係イベント「わたしと日韓関係」で、日本と韓国の関係摩擦についてスピーチしている様子。授業で学んだことを生かし、自分の成長につながる経験ができるCAMPUSVoice04 「国立大学でメディアを学びたい!」と、茨城大学に入学しました。 所属するゼミでは、現役放送作家の教授のもとで、実践を通してメディアを学んでいます。昨春には行方市の依頼で、市内のエリア放送で放映される地元企業や団体のテレビCMを、企画・撮影・編集などプロが踏む全ての工程を経て制作しました。また、ゼミ生自らがコンセプトを定めて運営するゼミコンパなどでは、テレビ、新聞、出版、広告などメディア業界で働く社会人の方々とお会いする機会があります。たくさんの人とお話をして、様々な考え方に触れることで、漠然とした憧れだったメディア企業への就職が、はっきりとした目標に変わりました。未知のことであっても、一度決めたらとにかくやってみようという気持ちが強くなりました。 水戸でメディアを学ぶことで、地方と中央の視点を持つことができると思います。たくさん挑戦し、たくさん失敗し、汗をかきながら思い切り学んでいます。メディア文化メジャーで、全力で学び抜いて、憧れである記者になれるように頑張ります。行方市×村上信夫ゼミのCMプロジェクト。ゼミ生1人1団体を担当し、何度も現地に足を運んで、受け手に「伝わる」作品を意識して作り上げました。写真は現地での試写会を終えて、同期と撮ったものです。地方と中央の視点を持って思い切りメディアを学べる!CAMPUSVoice03自分らしく生き生きと。学びあるキャンパスライフ!キャンパス・ボイス現代社会学科岸本 靖子 ﹇福島県立磐城高等学校出身﹈法律経済学科オ スンソク ﹇徳岩高等学校(韓国)出身﹈※各学生の指導教員が担当している現学科名を記載しています。人文社会科学部へようこそ!IBARAKI UNIVERSITY 29

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