茨城大学 人文社会科学部 学部案内 2021
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インターンシップは、「就業体験を得る」「仕事とは何か、社会とは何かを知る」 「自分の適性を知る」ことを目的とし、企業の現場で働くことです。人文社会科学部では専門科目「インターンシップ」を開講しています。国際協力の現場を体験して幸田 真帆 国際協力にかかわる仕事への関心から、まずは現場を見てみようと考え、「JICA筑波 研修業務・地域参加協力課」でのインターンシップを実施しました。世界各国から研究や技能研修のために来日した研修員の滞在する宿舎に11日間泊まり込み、業務の一端を体験しました。 施設訪問者の受け入れや、Facebook記事の作成、また研修員によるポスターセッションの聴講など、初めての体験に戸惑いは尽きませんでしたが、親切な職員の方々のご支援により、充実した実習を行うことができました。 一方で、JICAの職員の方や研修員の方とのお話を通して、自分の無知や、イメージと実態の齟齬に気づくこともできました。体験しないとわからない、そんな貴重な気づきを得られる点もインターンシップの醍醐味だと感じました。なりたい自分の将来像を描く久保 亜香里 私は将来、公務員として働くことを希望しています。また、日常生活で公共交通の必要性について考えることが多くありました。そのため、守谷市役所都市計画課のインターンシップに参加しました。 実習では、毎日デマンド乗合交通の業務を行いながら、つくばエクスプレスなどの会議を見学しました。さらに、実際に開発完了検査の現場に同行したり、実地見学を行ったりしました。 インターンシップを通して、様々な人と接するという点でコミュニケーション能力は重要になってくるということを学びました。また、自分の適性について深く考えることもできました。そして、地域の為に公務員として働きたいという気持ちがより強くなりました。将来の選択肢を広げる福本 透也 私はメディア系の職業に就きたいと思い茨城大学に入学しました。しかし漠然としたイメージのままでは駄目だと思い、先輩や先生から話を聞いて株式会社ジェイ・スポーツさんのインターンに参加させて頂きました。このインターンではテレビ局の全ての業務についての講義を社員さんから聞くだけでなく、スポーツ中継現場の見学や、他の参加者とグループでCMを企画し作成したり、社員さんの前でプレゼンさせて頂きました。 私は今回1年生での参加になりましたが、1年生の内から行くことで自分が将来どのような職業をやりたいのか、自分に合った仕事とはどのようなものかなど考えることが出来ました。とても貴重で有意義な7日間でした。□2019年度インターンシップ派遣先[合計158名]※( )内は人数サービス業・小売業・など 水戸プラザホテル(3)/茨城セキスイハイム(3)/カスミ(2)/富士通(1)/山新(1)/香陵住販(1)/ ADKホールディングス(1)/ユーゴー(1)/太陽企画(1)/一誠商事(1)/ディアーズ・ブレイン(1)/セキスイハイム東北(1)金融業など 常陽銀行(2)/筑波銀行(2)/水戸証券株式会社(1)放送・出版業・メディアなど 朝日新聞水戸総局(4)/読売新聞水戸支局(2)/毎日新聞水戸支局(1)/東京新聞水戸支局(1)/株式会社やんかわ商会(2)/ 茨城放送(1)/Jスポーツ(1)/アクティオ(1)/トラスト・ネットワーク(1)/その他(1)官公庁・団体など 茨城県庁(71)/栃木県庁(5)/岩手県庁(1)/神奈川県庁(1)/福島県庁(1)/ひたちなか市役所(5)/ 水戸市役所(4)/土浦市役所(4)/鹿嶋市役所(3)/日立市役所(3)/筑西市役所(2)/那珂市役所(2)/ 石岡市役所(1)/笠間市役所(1)/下妻市役所(1)/つくば市役所(1)/つくばみらい市役所(1)/取手市役所(1)/ 東海村役場(1)/守谷市役所(1)/龍ヶ崎市役所(1)/いわき市役所(1)/JICA(1)/国土地理院(1)/ 水戸税務署(1)/財務省関東財務局水戸財務事務所(2)/社会福祉法人 梅の里(1)/その他(2)インターンシップINTERNSHIP数字で知る人文社会科学部インターンシップに参加する学生4.9人に1人(のべ人数で算出)人文社会科学部へようこそ!32 College of Humanities and Social Sciences

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