茨城大学 農学部 2021
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11先輩からのメッセージ①この学科・コースを志望した理由②これからどのようなことを学んでいきたいか ③高校生に向けて一言野のだ田蒼あおし士食生命科学科バイオサイエンスコース 3年①私が食生命科学科を志望した理由は、動物や植物などの生物について深く学びたいと考えたからです。私は幼い頃から生物に興味があり、小学校、中学校、高校の勉強を通して、より深く生物について学びたいと考えるようになりました。そこで、生物について深く学ぶことができる食生命科学科バイオサイエンスコースを選択しました。②1・2年次では生物や化学、農業、食品などについて基礎的な内容を幅広く学んできました。これからは、自分が興味を持っている生物系の分野について、より専門的な内容を学び、生命現象や生物機能についての知識を深めていきたいと考えています。また、それに関わる実験技術についても学んでいきたいと考えています。③食生命科学科では、生物や化学、食品について学ぶことができます。特に、バイオサイエンスコースでは生物や化学に関する専門的な知識や実験技術を学ぶことができます。生命科学に興味がある方は、バイオサイエンスコースを進路の選択肢の一つとして考えてみてください。川かわかみ上妃きな菜食生命科学科国際食産業科学コース 3年①私はもともと人の健康や医療に興味があったため、初めは他大学の医学部を志望していました。そして農学部には農業の研究をするところというイメージしかありませんでした。しかし、茨城大学の農学部食生命科学科は遺伝子、細胞、植物、動物、食品衛生など幅広い分野を学ぶことができると知り、「食の観点から人の健康に携わってみたい」という思いが生まれたことからこの学部学科に進学しました。また、海外の食の安全の考え方を現地で学びたいと思い、国際食産業科学コースを選択しました。②1、2年で学んだ基礎知識や実習、実験をもとに食品と関連付けた学びを深め、研究の土台作りをしたいと考えています。海外留学では、海外でどのように食品衛生が管理されているのかを知りたいです。また、イスラム教のハラルフードについての授業をとって、食の多文化共生社会を実現する糸口が見えたらいいなと思っています。③農学部と聞くと私のように「農業について学ぶだけなのかな」と想像する方もいると思います。しかし食生命科学科は前述したように生物化学から食品衛生まで様々な分野を学ぶことができ、実習や実験も豊富です。指定された授業をとれば食品衛生管理者の資格やHACCPの受験資格も得られます。特に国際食産業科学コースは必修で留学することができるので、生命科学に興味がありかつ海外にも視野を広げたいという方はぜひ検討してみてください。

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