茨城大学 農学部 2021
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12平ひらかわ川深みゆう悠地域総合農学科農業科学コース 3年①私は小学生のころから農家になることが夢でした。しかし、家族や親せきに農家の人がいるという訳ではないので、大学では農業経営についての勉強のほかに、実際に農作業をして大変さを知り、農業のスキルを身につけたいという大きな目的がありました。また、長期の留学も希望していたのでそういったプログラムが充実している大学に行こうと考えていました。茨城大学農学部には、短期だけでなく長期で留学をすることが可能なプログラムがあります。また、私の所属する農業科学コースでは、座学で農業全般の知識を学べるだけでなく、キャンパスに隣接した農場において、実習を通して農業の技術が得られるとわかり、私にぴったりだと思いました。②一年生の間は、水戸キャンパスで英語や生物、化学といった教養科目の学習をしましたが、阿見キャンパスに移ってからは、より専門的な科目の学習が多くなってきました。授業の内容が多岐にわたるので難しく感じることもしばしばありますが、それぞれの科目を分断せず、つながりを考えて勉強することを意識しています。テスト前などは友人たちと一緒に勉強することで理解力を高めて切磋琢磨しています。また、私は大学の授業やインドネシアへの国際インターンシップを通じて、熱帯地域の植物や農業に興味をもつようになりました。そのため、東南アジアへの留学ができるAIMSプログラムを利用して、実際に現地に身を置いてそれらについて学びたいと考えています。③私が高校生の時も進路について悩んでいる人が多くいました。自分の将来に向き合うことは、とても大切なことだと思うので、自分自身で考えたり、調べたりするだけでなく、友人や家族、学校の先生などと実際に話をして決めるのがよいと思います。その時に一番重要なことは、最終的には自分で決断するということだと思います。そうすれば大変な時でも、自分で決めたのだから最後までやりぬこうという気持ちになれると思うからです。実際、今でも進路について悩むこともありますが、大学生活はとても楽しいです。高校生の皆さんは、不安もあると思いますが、今できることを精いっぱい頑張ってください。茨城大学でお待ちしています!!南なぐも雲大ひろき熙地域総合農学科地域共生コース 3年①私が農学部を選んだ理由はいくつかありますが、その1つに世界の農業に携われるかと思ったことです。今、世界中で食に対する関心が高まっています。日本の素晴らしい食材(特に農作物)を世界に広める事が出来たら素晴らしいのではないかと考え農学部を選びました。また私の将来の選択肢に公務員もありました。災害が多い日本でどのように対処し、農家の方々が困らないように力を注ぐ事が出来るのか。そこに自分のやりがいのある仕事があるのではないかと期待もあり志望しました。②私が農学部で学んだことの1つに農作物を作るための土壌があります。野菜が収穫されるまでの大切な過程の1つです。また、間引きをしたり作物がどのような事に気を付け、大切に育てられるかを知ることが出来ました。茨城大学のフィールドは日本ー広いと言われています。そのおかげで様々な農作物を作ることが出来ます。また私が選んだ農業工学では測量も学ぶことが出来ます。自らの手で地形を測ったり計算したりする事で今まで考えもしなかったような事が見えてきました。地図を見る側でなく、作成するという作業をする事で世界観が変わりました。③私は農学部を受験するにあたって希望を抱いていたものの不安ばかりでした。しかし入学したらその不安は消え去りました。先生方の細やかなご指導、一緒に学ぶ友人、そして自分自身に誇りを持ち毎日が楽しく過ごせています。誰しも新しい場所に足を踏み入れるには期待と不安があります。期待を実現に向けて、不安を安心に替えて学ぶことが出来る大学だと思います。これから受験する皆さん、受験は苦しいと思いますが、一緒に学べる事を楽しみに待っています。

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