茨城大学 農学部 2021
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13国際交流活動短期派遣プログラム▶アジアの大学との教育連携が充実し、短期研修の機会もたくさん用意されています。「国際インターンシップ」(1単位)では、インドネシアのジェンデラル・スディルマン大学の学生とともに農村滞在型社会貢献プログラムを行います。現地学生と一体となって問題解決学習を進めることで、コミュニケーション能力、主体性、チャレンジ精神、協調性を獲得できます。語学研修や異文化体験に留まらず、国際舞台で活躍できる専門性を獲得できます。AIMSプログラム▶茨城大学は、ASEAN地域の国際連携教育プログラムであるAIMSプログラムに加盟しており、農学部からも参加が可能です。3年次後期に東南アジアのAIMS加盟大学に留学して、専門科目を習得することができます。現地での留学生活を通して、優れた国際通用性と異文化適応能力を身に付けることができます。派遣可能な大学(2020年度):【インドネシア】ボゴール農科大学(農学・食品科学系)、ガジャ・マダ大学(農学系)、スリウィジャヤ大学(農学系)、【タイ】カセサート大学(農学・理学系)、チェンマイ大学(理工学・人文社会科学系)、【ブルネイ】ブルネイ・ダルサラーム大学(理工学・人文社会科学系)、【マレーシア】マレーシア科学大学国際食産業科学海外講義▶食生命科学科国際食産業科学コースでは、3年次後期に「国際食産業科学海外講義」が設定されています。アジアの交流協定校に1学期間留学して、複数の専門科目を履修します。安全な食料・食品の生産、供給の国際スタンダードを学び、食品分野で国際的に活躍できる人材を目指しましょう!令和元年度 国際食産業科学海外派遣学生 柴田恵理子私は、“世界と日本を繋げる人材になりたい”という夢に近づくため、国際食産業科学コースを選択してマレーシアに留学しました。マレーシアは他国文化を取り入れることに積極的で、日本食もたくさん輸入されていたのですが、ハラル認証に対応していないことが多く、大きな課題と、可能性とが残されていると感じました。今後、ハラル認証についてさらに学び、ムスリムの人々と日本の食品を結び付ける仕事に就きたいと考えています。マレーシアの人は異文化に対する進取の気性に富んでいて、自ら行動すればどこにいても様々な国の人々と出会えることを学びました。そして、実際に触れ合うことで、自分の視野・考え方に変化が起こることを実感しました。人口減少が始まった日本において、新たな働き手として外国人労働者の活躍が期待されています。私は、これからの日本を支えていく若者の一人として、これからも他国の人々・文化から積極的に学んでいきたいと思います。その他の情報はホームページでhttp://ddp.agr.ibaraki.ac.jp/派遣学生の声

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