茨城大学 農学部 2021
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1地域から世界の「食と農」に貢献する生産・研究開発・流通のプロを育てます みなさん、こんにちは。茨城大学農学部は「食生命科学科(定員80名):国際食産業科学コース/バイオサイエンスコース」及び「地域総合農学科(定員80名):農業科学コース/地域共生コース」のカリキュラムの下で教育・研究を行っています。みなさんは、講義・演習・実験・実習等を通じて現在の農学に関わる基礎及び専門知識を学び、農学分野の抱えている問題・課題を知り、卒業論文の執筆を通じてそれらのより良い解決法を探求していきます。茨城大学農学部の新カリキュラムは皆さんが学修した知識・経験・成果に基づいて、社会に出てからもそれぞれの分野で学び続けながら活躍できる人材を育成できるように設計されています。 農学が対象とする研究分野は地球規模で広がり続け、新たな課題が生まれ続けています。その潮流の中で、皆さんが新たに発見する課題もあることでしょう。現在、日本を含め世界中で、安全・安心な食の実現、持続可能な農業を担う人材が求められています。豊かな農業の成長は、地域の活性化にも大切です。茨城大学農学部は、自然科学や社会科学を通じて、生産・研究開発・加工・流通などそれぞれの知識や技術を学び、国内はもとより国際的に活躍できる「食と農」のプロフェッショナルを育成します。 また、教育・研究をより高度に推進するために附属施設等を着々と整備しています。具体的には、2018年度に附属農場が「国際フィールド農学センター」へと改組されました。また、2019年度には食品衛生管理の国際規格HACCPの教育や、企業との共同研究が可能な実験室・研究室・講義室等を備えた新研究棟「フードイノベーション棟」が完成しました。さらに、遺伝資源の有効活用を見据えて遺伝子実験施設等の改組も計画されています。これらの施設と従来の教育研究施設が一体となって、阿見キャンパスはますます充実した教育研究環境となっていきます。 農学部教職員一同は、新しい農学部の主役となって活躍してくれる皆さんのご入学をお待ちしています。茨城大学農学部は新しく生まれ変わりました

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