11先輩からのメッセージ①この学科・コースを志望した理由 ②これからどのようなことを学んでいきたいか ③高校生に向けて一言藤ふじわら原未みく来食生命科学科バイオサイエンスコース 3年①私は高校の生物が得意で、また、興味を持っていたため、大学でも生物関係のことを学びたいと考えていました。そのため、初めは、農学部は農業関係について学ぶところという固定観念も相俟って、コース名に「生物」とある理学部を志願していました。しかし、茨城大学農学部食生命科学科バイオサイエンスコースでは、農業や畜産、動物行動などのマクロ的なことだけでなく、遺伝子や細胞などのミクロ的な視点からも生物について学ぶことができることを後々知り、それを理由に志願を決めました。②1、2年で培った基礎的な知識や技術を土台に、より高度で複雑な専門分野について学んでいきたいです。私は植物に興味があるため、その詳細まで知ることができたらと思っています。これからは「広く浅く」から「狭く深く」となっていくと思うため、専門分野について今以上の興味と意欲を持って、学修に取り組んでいきたいです。③農学部について、農業という観点以外からもその魅力を知って欲しいと感じます。農学部は、農業はもちろん、動物や植物、微生物、食品についても深く学ぶことができる学部で、入学してからも様々な選択ができる学部です。また、食生命科学科バイオサイエンスコースは、物理や数学などの要素が比較的少ないため、私のように理系だけどそれらが苦手、でも生物は好きという方には是非検討して頂きたいです。飯いいだ田弥みのり典食生命科学科国際食産業科学コース 3年①私は高校生の時に自分の進路について考えた際、「私たちの健康に関わる食について学んでみたい。」と考えました。そんな中、茨城大学の農学部食生命科学科では、食料、食品に加え、遺伝子、細胞、植物、動物といった様々な分野を学ぶことができると知り、この学科を受験することを決意しました。1年次に生物・化学を中心に様々な分野の基礎知識を学んでいくうちに食への知識を深めたいという思いや、海外での食の考え方を知りたいという気持ちが強まったことで、国際食産業科学コースを選択しました。②1、2年次では、講義や実験、実習を通して、食品、遺伝子、細胞、植物、動物といった様々な分野の基礎知識を身に付けてきました。また、英語での授業を通して、3年後期での海外留学に向けて英語力を養ってきました。これからは、これらの基礎知識を関連付けながら自分の興味のある食についての学びを深め、研究の土台作りをしたいと考えています。海外留学では、海外で食品がどのように加工や衛生管理が行われているのか、それらが日本とはどのように異なるのかを学びたいと思います。③自分の進路について悩んでいる人も多いと思います。私は進路を決める際には、親や友人、学校や塾の先生などとよく話をし、最終的に自分自身の考えをもって決断することが大事だと思います。その時に大学の「強み」を考えると決断しやすくなると思います。茨城大学の農学部食生命科学科国際食産業科学コースは、英語での授業や必修の留学を通して海外でも活躍できる力を身に付けることができることが他大学にはない「強み」だと思います。生命科学に興味があり、なおかつ海外にも視野を広げてみたいという方はぜひ受験を検討してみてください。皆さんと一緒に学べることを楽しみにしています。
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