茨城大学 人文社会科学部 学部案内 2023
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現代社会学科現代社会学科笹川絵奈[栃木県立石橋高等学校出身]リュウシキ[武漢東湖光電学校(中国)出身]CAMPUSVoiceCAMPUSVoice28 College of Humanities and Social Sciencesこれは大学1年の秋に、友達と一緒に神奈川県・江ノ島の海辺で撮った写真です。日没を見たいと思って江ノ島への日帰りの旅行をしてみました。とにかく授業以外の生活も楽しんでいます。「まなびの輪」で大洗町の「■城海岸美化プロジェクト」に参加したときの写真です。オンラインでしか交流できなかった方々と初めて会うことができました。皆で話をしながら清掃活動を行うという非常に充実した時間を過ごすことができました。地方視点で学ぶメディア学際的科目でセンス磨く 国立大学法人の中でほぼ唯一、メディアを専門的に学べる茨城大学に来ました。以前からメディアを学びたいと考え、都内の私立大の入試をたくさん受けました。茨城大学と都内の私立大で学べるものの違いといえば、やはり地方の視点からメディアに接するチャンスが多いことです。また、茨城大学は外国人留学生に対する支援が充実しています。人文社会科学部には複数のメジャーが設置され、より学際的なカリキュラムがあります。いろいろ考えた上で、茨城大学に入学することを決めました。 茨城大学での学びを通し「中央」と「地方」の複眼の視点とセンスを磨いたうえで、将来、都内の大学院に進学したいと考えています。 コロナ禍で、入学してからほとんどの授業は遠隔のオンラインで、初めは不安の気持ちもありました。しかし、新しい授業方式の導入に伴って、大学は学生たちのニーズに最大限応え、オンライン授業でも学べる環境を整えています。対面授業も復活してきているので、これからはより多彩な大学キャンパス生活を体験していきたいです。現地に赴いて学ぶ楽しさ 私は入学当初、研究したいことや達成したい目標が明確には定まっていませんでした。しかし、現代社会学科で国際・地理・社会・政治とさまざまな分野を学んでいくうちに、自分の研究したいことが見えてきました。 今、私は多文化コミュニケーション論ゼミに所属しています。このゼミは、多文化共生のまちづくりを目指す「まなびの輪」という学生プロジェクトの中心を担っています。現在は主に大洗町に住む外国人の方々に向けたオンライン日本語教室を開催しています。先日は大洗町で行われた「茨城海岸美化プロジェクト」に外国人の方々と共に参加してきました。私は町の方々の生活に寄り添った活動ができていることにとてもやりがいを感じています。 3年次の「社会調査演習」の授業では、フィールドでの観察やインタビュー調査、さらにアンケート調査のデータ分析に取り組んでいます。現場に足を運び、生の声を聴くことで、教室の中だけでは学べない多くの知見が得られます。 人文社会科学部では、教科書に載りきらない“社会”を学ぶことができます。みなさんもぜひ私たちと一緒にアカデミックな遊びを愉しんでみませんか。01CAMPUS Voice02

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