茨城大学 人文社会科学部 学部案内 2023
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人文社会科学部へようこそ! 人間文化学科人間文化学科河井孝太[茨城県立佐竹高等学校出身]小林光樹[山梨県立甲府南高等学校出身] 私は高校生の頃から「心理学を学びたい」と考えていたため、他の大学と比べても多くの心理学の先生がいる茨城大学の人間文化学科に進学することを選びました。初めは漠然とした思いで入学したのですが、入学してすぐに心理学の様々な領域について紹介する入門の講義があり、それを通じて心理学の奥深さを知りました。学年が上がるにつれ、専門的な知識をそれぞれの領域を担当する先生から教わるので、自分の興味関心に即した学びができていると感じています。 私が所属している社会心理学のゼミでは、それぞれがフィールドに赴いて観察やインタビューを行い、学生同士で興味深い事柄についての意見交換をしています。社会心理学の領域では、直接人と関わる研究を行うため困難も多いのですが、その分、充実した活動ができていると感じています。 茨城大学の人間文化学科では国家資格である公認心理師養成のカリキュラムがあります。大変ではありますが、私はこのカリキュラムを選択し、将来心理援助職に就くために、実習を通じて知識や必要なスキルをより深く学んでいます。CAMPUSVoiceCAMPUSVoiceIBARAKI UNIVERSITY 31普段のゼミの様子。サークル活動でキャンプをしたときの写真です。2泊3 日で子どもたちとたくさんの思い出を作ります。文学を学びながら、地域でも活動をしたい 大学に入学する前は、この両立が可能なのかと不安に思っていました。しかし、人文社会科学部のカリキュラムは「メジャー」と「サブメジャー」の二本立てなので、「文芸・思想メジャー」として文学や思想などを学びつつ、「地域志向教育プログラム」を選択し、地域と結びつきがある茨城大学ならではの講義を履修して実際に地域で活動を行うことができ、私の望みは実現しました。 そのほか、仲間といっしょに「学生地域参画プロジェクト」を立ち上げ、自分の地元の伝統文化「西塩子の回り舞台」の活動に携わったり、ボランティアサークルに所属し茨城県内で小・中学生や地域の大人の方と交流しながらさまざまな活動のお手伝いをしたりしてきました。本学部には学びたいこと、やりたいことを実現できる環境が備わっていると思います。CAMPUSVoice視野の広がる学び0708

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