茨城大学 人文社会科学部 学部案内 2023
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人文社会科学部へようこそ! プログラミングに興味があり、画像探知システムを開発し全国で販売実績のある「ヒューマンサポートテクノロジー」社(茨城県東海村)で3年生の夏休みにインターンシップに取り組みました。Python等のプログラム言語を用いた機械学習や画像処理の技術で顧客の要望に応える会社の様子が印象的でした。 現場で社員の方と同じ空間で作業することで、画像処理の技術を知るだけでなく、プログラムで何ができるかを明確にして伝えること、責任をもって仕事をする姿勢を学びました。起業された社長、一部社員も茨城大出身です。 仕事にはプログラミングスキルだけでなく数学的な知識が必要だという話を聞けたこと、仕事に就くまでに学生生活ではどのような勉強をしたかを具体的に聞けたことは得難い体験でした。サービス業・小売業・など金融業など放送・出版業・メディアなど朝日新聞水戸総局(4)/読売新聞水戸支局(2)/毎日新聞水戸支局(1)/東京新聞水戸支局(1)/株式会社やんかわ商会(2)/官公庁・団体などインターンシップは、「就業体験を得る」「仕事とは何か、社会とは何かを知る」 「自分の適性を知る」ことを目的とし、企業の現場で働くことです。人文社会科学部では専門科目「インターンシップ」を開講しています。高橋 拓紀□2019年度インターンシップ派遣先[合計158名]※( )内は人数 私は人間文化学科の科目「考古文化遺産実習」中のインターンシップ活動として、大洗町幕末と明治の博物館で2日間実習しました。主に企画展を記念した古墳関連グッズの販売、来館者への応対を担当し、多くの方々と接しました。実習中、グッズの用途やデザインの意図が伝わらずに購入には至らないケースがあることに気づき、説明用のポップを自作して商品とともに置くことを提案したところ、博物館は快く了承して下さいました。私が推薦した方法で実際にグッズを使ったという感想をいただいたときには大きな達成感を得ることができました。現場を見ることで教室の授業では気づけないことを学べたことはかけがえのない経験であり、地元茨城を盛り上げる仕事をしたいという夢を改めて強く自覚できました。水戸プラザホテル(3)/■城セキスイハイム(3)/カスミ(2)/富士通(1)/山新(1)/香陵住販(1)/ADKホールディングス(1)/ユーゴー(1)/太陽企画(1)/一誠商事(1)/ディアーズ・ブレイン(1)/セキスイハイム東北(1)常陽銀行(2)/筑波銀行(2)/水戸証券株式会社(1)■城放送(1)/Jスポーツ(1)/アクティオ(1)/トラスト・ネットワーク(1)/その他(1)■城県庁(71)/栃木県庁(5)/岩手県庁(1)/神奈川県庁(1)/福島県庁(1)/ひたちなか市役所(5)/水戸市役所(4)/土浦市役所(4)/鹿嶋市役所(3)/日立市役所(3)/筑西市役所(2)/那珂市役所(2)/石岡市役所(1)/笠間市役所(1)/下妻市役所(1)/つくば市役所(1)/つくばみらい市役所(1)/取手市役所(1)/東海村役場(1)/守谷市役所(1)/龍ヶ崎市役所(1)/いわき市役所(1)/JICA(1)/国土地理院(1)/水戸税務署(1)/財務省関東財務局水戸財務事務所(2)/社会福祉法人 梅の里(1)/その他(2)高橋 萌 「ジャーナリストになりたい」という思いから進学を決めたこともあり、マスコミの記者職を中心にインターンシップに取り組みました。 3年生の7〜8月にエントリーシートを各社に出し、書類選考や面接で合格した新聞社、通信社、テレビ局のインターンに8〜9月に参加しました。説明会のような社もありましたが、ある新聞社では計4日間、座学だけでなく実践練習にも取り組みました。「『五輪とコロナ』をテーマに半日でインタビュー記事を書け」が課題です。記者の大変さを実感しただけでなく、参加者のレベルも高く刺激になりました。インターンから早期選考へ進む例もあるようです。 一方で、時間のある夏のうちに、小売、建設、交通など他の業界でもインターンに参加し、視野を広げることができました。山﨑 祥奈INTERNSHIP博物館でのインターン活動32 College of Humanities and Social Sciences数字で知る人文社会科学部インターンシップに参加する学生(のべ人数で算出)起業した先輩に学んだ技術と仕事3年夏に大手紙、テレビ局に挑戦インターンシップ4.9人に1人

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