茨城大学理学部
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123\理学の新分野で活躍しよう!/主・副どちらの組み合わせも可『主(旧学際理学カリキュラムを包含)物質の基本的な性質を扱う分野対象を多角的視点から扱う分野副』のみ可 高等学校までの理系基本科目は、物理・化学・生物・地学・数学の5つに分かれています。しかし、自然科学における学問領域の多くは、これら基本科目にまたがる範囲に基盤を置いています。学際理学コースでは、複数分野の基礎の体系的履修により、このような学際性の高い領域に果敢に挑戦できる能力の育成を目指します。 学際理学コースには、四つの教育プログラム「学際理学P」「学際理学C」「学際理学B」「学際理学E」が設けられています。学際理学Pプログラムは、物理学を主履修分野とし、副履修分野は化学か地球環境科学のいずれかです。学際理学Cプログラムは、化学を主履修分野とし、副履修分野は物理学か生物科学のいずれかです。学際理学Bプログラムは、生物科学を主履修分野とし、副履修分野は物理学か化学のいずれかです。学際理学Eプログラムは、地球環境科学を主履修分野とし、副履修分野は物理学か化学のいずれかです。どのプログラムを選択しても、物質の基本的性質を扱う分野である物理学・化学のいずれかが、主もしくは副履修分野に含まれています。 まず第一に、入学後、大学での基礎科目に触れてから自分の専門分野を決めたいという人第二に、特に学際的色彩がより強い学問領域に興味があるという人が挙げられます。◆量子物理や宇宙物理 ◆物性科学、生化学、機能性材料や生体関連化合物の設計・合成・分析 ◆地球惑星物理学や太陽系物質科学複数の手法を組み合わせてフル活用し、未知の問題に挑むという方法論は、先端的自然科学の大きな特徴です。同じコースにいながら異なる主履修分野に取り組んでいる仲間との対話を通じて、コミュニケーション能力も鍛えられる環境が整っています。学際理学コースの教育プログラムにおける、主・副履修分野の組み合わせ▲サイエンスカフェでの話題提供「学際」は、ひとつの学問分野だけでは捉えきれない総合的な分野です。幅広く自然科学の基礎を養い、21世紀の新しい分野で、活躍してみませんか!▲宇宙科学教育研究センターが運用し 理学部の教育にも使われている 電波望遠鏡(日立市・高萩市)▲茨苑会館でのポスター発表会物理学地球環境科学化学生物科学学際理学コース卒業生の進路 本コースで学んだ卒業生の多くは、さらに高度な専門性を修得するために大学院に進学します。学部卒業生と大学院修了者の主な進路は、バイオ関連産業、電子材料・ナノテクノロジー分野、情報産業、宇宙関連産業です。また中学・高校の理科教員や技術系公務員にもなっています。さらに大学院博士後期課程に進学することで、研究職への道も開かれています。Integrated Sciences教育の理念学際理学コースの教育内容と特徴こんな人は学際理学コースがお奨めです!学際理学コース

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