茨城大学 工学部 2023
11/32

プログラム選択10【卒業後のキャリア】機械システム工学科の卒業生は、研究・開発・設計、生産管理、システムの保守からソフトウェア開発まで、ものづくり全般に関わるほぼ全ての分野に進み、様々な場所で活躍しています。卒業生の約6割は大学院に進学し、より深い専門知識と問題解決能力を持って、社会で指導的役割を果たせる人材として巣立ちます。● 高等学校教諭一種免許状 (工業) ◎ 技術士 ◎ 安全管理者 ◎ ボイラー技士◎ 自動車整備士※取得可能な資格欄中の◎印は、卒業後一定の実務経験を経て受験資格を得られる資格、受験の際に元々国公立大学を志望しており、祖父の母校が茨城大学の基となる学校であったということにも影響されて選びました。●機械システム工学科を選んだ理由は?工学の中でどのような分野を深く学ぶか決めきれない中、機械システムという幅広い分野を修得できるような学科に感じたため選びました。●今一番力を入れて取り組んでいることは?TOEICといった資格の勉強です。大学の勉学、アルバイト等の時間の合間に少しずつ取り組んでいます。●将来の夢は?民間企業の技術職・開発職に就き、人々の生活の手助けをできるような機器・機械を製作することを目標としています。また、機械システム工学科には、入学金や授業料の面で優遇を受けつつ、高度な専門知識を学ぶことができるフレックスコース(夜間主)があります。1・2年次機械システム工学科 4年藤原 昇大さん [日野台高校(東京)]●茨城大学を選んだ理由は?他の学部と共通の科目(大学入門ゼミ・英語・異文化コミュニケーションなど)や、工学部全学科に共通の基礎科目(情報スキル・線形代数など)を中心に学びつつ、次第に学科独自の専門科目の学修を始めます。機械システム工学科共通基礎工学部共通基礎高度専門科目であるエネルギー機械、設計製造、情報機械プログラム別専門科目と実験科目や演習科目であるプログラム横断科目を学修、機械システム工学の高度な専門知識とその応用力を養います。(3年次)少人数のグループに分かれ、それぞれがオリジナルの移動ロボットを設計製作します。エネルギー機械プログラム設計製造プログラム情報機械プログラムプログラム横断科目大学共通科目学部教育 定員:130名(昼間)/40名(フレックス)3年次将来へつながる学修取得可能な資格Check!!機械システム工学実習II注目の授業AIやロボットなど、これから社会で活用されていく技術を学べる学科があるという点にひかれて、茨城大学への進学を決めました。自宅から通える国立大学であったというのも、決め手の一つですね。知能システム工学科(現:機械システム工学科)では、情報系から機械系まで、幅広く学ぶことができました。現在は半導体製造で使用される検査システムの画像処理エンジンを設計しています。設計にあたっては、学科で学んだ広い範囲の知識が、仕事の全体像をとらえる上でとても役に立っています。大学では、教科書で学んだことはもちろんですが、WordやExcelの使い方やレポートの書き方、研究を進める上での理論的な思考方法など、本当にたくさんのことを学び、それが今の基盤となっています。また、海外ドラマに興味を持って英語の勉強を始めたことが、仕事で海外に滞在した際に活かされました。これから茨城大学に入学する皆さんにも、大学生活を通して様々な経験をして欲しいと思います!最先端の研究に取り組むことによって、プレゼンテーション能力や多様な問題を解決する能力を身に付けます。卒業研究選択したプログラムにかかわらず、全ての研究室から希望可能4年次進路・資格【業種別就職割合】株式会社日立ハイテク評価ソフトウェア設計部深谷 郁さん工学部 知能システム工学科 (2009年卒業)大学院 知能システム工学専攻 (2011年修了)学部卒大学院修了者6つのプログラムに分かれ、機械システム技術を理解する上で必要な「プログラム横断科目」とプログラム毎に特長のある「プログラムコア科目」を習得することによって、学部で学んだ基礎知識をより深化させることができます。環境エネルギープログラム原子力システムプログラムディジタル製造プログラムスマート加工プログラム知能機械プログラムライフサポートプログラムプログラム横断科目理工学共通科目大学院共通科目大学院定員:86名1年次Check!!2年次注目の授業プログラムコア科目例優遇(一部試験免除など)される資格を表しています。2%9%19%1%※2020年度実績2%1%62%5%18%進学製造業情報通信業建設業運輸業、郵便業公務員電気・ガス・熱供給・水道業卸売業・小売業金融・不動産業サービス業研究・技術開発70%熱力学特論原子力エネルギー工学特論機械システム設計特論精密加工学特論人工知能特論医用工学特論修士論文へ向けた研究4年間の学修・大学院2年間の学修・将来へつながる学修現代社会では、身のまわりにある数多くの製品がメカ(機械)とコンピュータ(知能)との高度融合システムとして実現されています。このような社会の下で、機械システム分野はあらゆる産業を支える基盤技術となっています。本学科では人と環境にやさしい次世代の機械システム開発を担い、最先端で活躍できる技術者を養成します。在校生の声卒業生からのメッセージ

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る