茨城大学 工学部 2023
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④●色を変化させることが可能なUHF帯RFIDタ半導体には色々な種類があり、半導体を構成する元素の組み合わせで様々な性質が生まれます。パソコンやスマートフォンの心臓部であるマイクロプロセッサーやメモリー、そして太陽電池にもシリコン(ケイ素)が使われますが、シリコンには不得意な分野も沢山あります。そこで、シリコンにもう一つの元素を加えることで、新しい性質を持つシリサイド半導体を作り出し、この新しい半導体で私達の生活を変えるデバイスを開発する研究をしています。特に力をKeyword●フラーレンにおける複素誘電率の温度依存性【統計物理】(図①)●2アルカリ土類金属1ケイ素化合物のバンド構造解析【固体物性】●ミュオニウム共鳴励起のための真空紫外光源に用いる波長可変チタンサファイアレーザの構築【レーザー工学】 (図②)●PAS (Probabilistic Amplitude Shaping) 方式におけるBER特性の振幅分布 依存性【光ファイバー通信】●赤外線画像観測を用いた非接触電流測定【高電圧工学】●蓄電池の充放電計画における住宅群最適化と個別最適化に関する研究【電力工学】●オプティカルフローを用いた自車両の速度推定手法【信号処理】●一般化平均に基づいたファジィ推論による多段処理とその最適化に関する基本検討【知能工学】●文字の線の太さが語の意味判断に及ぼす影響【人間情報学】グリーンイノベーション技術 スマートIoT ICTデバイス 次世代通信ネットワーク ①②③⑤グに関する研究【無線通信システム】●小型PMモータの固定子鉄心形状変更による鉄損低減に関する研究【電磁界解析】 (図③)●部分露光が可能なイメージセンサにおける安定で高速な撮像実現に関する研究【撮像デバイス】 (図④)●PHEV車体屋根に搭載される湾曲太陽電池パネル用PWM補償器の開発【パワーエレクトロニクス】●固有ジョセフソン接合を用いたテラヘルツ波放射実験【超電導エレクトロニクス】●固有振動を利用した大電力ミリ波帯高速スイッチの開発研究【高周波工学】●1/fゆらぎを用いたヒューマンアニメーションに関する研究【ヒューマンインタフェース】 (図⑤)11卒業論文について詳しくはこちら修士論文について詳しくはこちらIoT (モノのインターネット)で先端産業と社会の基盤を支える技術者を養成します注目の研究半導体を通して私たちの生活を変える卒業論文セレクション鵜殿 治彦 教授入れているのは、熱から電気を生み出す熱電電池と高感度赤外センサーです。熱電電池は、橋や道路、ビル、河川や崖崩れなどを数十年の長期にわたってメンテナンスフリーで監視するIoT機器の電源としての利用が期待されます。高感度赤外センサは暗闇での監視や、人の血流状態をモニターするヘルスケアなど安全安心につながる利用が期待されます。修士論文セレクション大学院電気電子システム工学科電気電子システム工学専攻

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