茨城大学 工学部 2023
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プログラム選択研究室での卒業研究や修士論文へ向けた研究への取り組みを通じて、課題設定能力、課題解決能力、およびプレゼンテーション能力を身に付けます。【卒業後のキャリア】ものづくりに関わるほぼ全ての職種(研究開発、設計、製造工程の立案など)に進路実績があります。学部卒業生や大学院修了生は、情報発信・電力産業・電気設備産業や国および地方自治体で専門技術者として広く活躍しています。なお、学部卒業生の約半数が大学院へ進学しています。●高等学校教諭一種免許状(工業) ◎技術士 ◎電気主任技術者(第一種〜第三種)◎電気通信主任技術者 ◎安全管理者 ◎ボイラー技士※取得可能な資格欄中の◎印は、卒業後一定の実務経験を経て受験資格を得られる資格、受験の際に興味のある分野を学べるからです。また地元出身ということもあり大好きな地元で勉学に励めるところが良かったからです。●電気電子システム工学科を選んだ理由は?電気や電子の勉強をすることで、将来職業を選ぶ際に自分の就きたい職業に不可欠な知識を多く学べると考えたからです。●今一番力を入れて取り組んでいることは?実験などの授業におけるレポートの書き方です。会社に入った際に報告書などを多く書く機会があると聞いているのでレポートの書き方はマスターしておきたいと考えています。●将来の夢は?まだ具体的なことは検討中ですが、電気電子システム工学科で学ぶ知識を活かせるような電機メーカーの技術者になりたいと思っています。12他の学部と共通の科目(大学入門ゼミ・英語・異文化コミュニケーションなど)や、工学部全学科に共通の基礎科目(情報スキル・線形代数など)を中心に学びつつ、次第に学科独自の専門科目の学修を始めます。電気電子システム工学科共通基礎工学部共通基礎大学共通科目1年次電気電子システム工学科 3年越智 巧基さん [日立北高校(茨城)]●茨城大学を選んだ理由は?工学部全学科に共通の基礎科目(微分方程式・プログラミングなど)の学修を継続しつつ、学科独自の専門科目(電気回路・電気磁気学・電気電子計測・電気電子システム工学実験など)の割合が高くなって行きます。おもに学科独自の専門科目を学修します。専門性の高い教育プログラムに分かれ、どのプログラムにも共通する横断科目(確率統計・デジタル信号処理など)と、プログラム固有の科目を学び、4年次の卒業研究に備えます。エレクトロニクスシステムエネルギーシステムプログラム科目プログラム横断科目学部教育 定員:125名2年次将来へつながる学修取得可能な資格3年次4年次注目の授業Check!!基礎電気物理入門進路・資格【業種別就職割合】日本電気株式会社(NEC)ワイヤレスアクセスソリューション事業部岡野 貴大さん工学部 メディア通信工学科 (2017年卒業)大学院 メディア通信工学専攻 (2019年修了)「通信に関して深く知りたい」と思い、茨城大学工学部に進学。在学中はアナログ回路からプログラミングまで幅広い分野について学びました。また、無線通信に関する研究室で携帯端末の通信方式の研究を行いました。今振り返ってみると大学時代は数多くの経験をしましたが、やはり研究は特に有意義なものだったと感じています。仮説を立てて検証することを何度も繰り返したり、国内外様々な学会で発表するなどの研究活動を通して得られた問題解決能力やプレゼン技術などは非常に大きな価値があると思います。現在は無線通信機器の開発に携わっていますが、大学で身に付けるスキルや無線の知識を活かしつつ楽しく仕事をしています。大学生はアルバイトやサークル、留学など自分の好きなことができます。そこでの経験は大いに価値ある財産になります。(1年次)学生が各自で電子回路を組み立て、動作を確認することで、電気基礎量の概念を理解し回路の論理を学びます。プログラム科目卒業研究選択したプログラムにかかわらず、全ての研究室から希望可能学部卒大学院修了者入学と同時に教育プログラムに分かれます。大学院共通科目、大学院理工学研究科共通科目に加え、専攻独自の専門科目(信号処理回路・アナログ回路設計など)を学修すると同時に、修士論文へ向けた研究に取り組みます。情報メディアプログラム先端エレクトロニクスプログラムインテリジェント制御プログラムスマートエネルギープログラムプログラム横断科目理工学共通科目大学院共通科目大学院定員:58名1年次(1年次)光ファイバーや光デバイスの動作原理・設計方法を学び、光通信や光計測への応用に向けた知識を身に付けます。修士論文へ向けた研究2年次注目の授業Check!!光通信メディア工学優遇(一部試験免除など)される資格を表しています。3%4%8%18%2%1%※2020年度実績2%1%61%5%28%進学情報通信業製造業電気・ガス・熱供給・水道業研究・技術開発卸売業・小売業公務員建設業金融・不動産業サービス業その他59%4年間の学修・大学院2年間の学修・将来へつながる学修電気電子工学と情報通信工学でスマートな社会を実現したい! 現代社会は、家電製品から電力プラントまで多種多様な機器がネットワークで繋がるIoT社会となっています。電気電子システム工学科および電気電子システム工学専攻では、電気エネルギー、電気・電子機器、通信に関する技術を学び、さらにハードウェアとソフトウェアの技術を組み合わせて扱う能力を身に付けて、先端産業と社会の基盤を支える技術者を目指します。在校生の声卒業生からのメッセージ

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