茨城大学 工学部 2023
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大学院プログラム横断科目プログラム横断科目プログラム選択18都市システム工学科および都市システム工学専攻は都市インフラや建築物の計画・設計・施工・管理に関わる全ての分野が進路の対象になります。そのため、国土交通省や地方自治体などの公務員、建設会社、建設コンサルタント、測量会社、交通事業者(JR、NEXCOなど)、エネルギー事業者、建築設計事務所、ハウスメーカーなどが主な進路先になります。また約半数の学部卒業生は大学院に進学しています。●高等学校教諭一種免許状(工業) ◎技術士 ◎安全管理者 ◎ボイラー技士◎測量士 ◎水道技術管理者 ◎土木施工管理技士(1級) ◎建築施工管理技士(1級)◎造園施工管理技士(1級) ◎建設機械施工技士(1級)◎コンクリート技士・主任技士 ○建築士(1級・2級) ○木造建築士※取得可能な資格欄中の◎印は、卒業後一定の実務経験を経て受験資格を得られる資格、受験の際に優遇 (一部試験免除など)される資格を表しています。○印は、卒業後すぐに受験資格を得られる資格を示しています。東日本大震災で被災した経験から、まちづくりや建築に興味をもっていた私に対して、高校の先生が紹介して下さったのがきっかけです。●都市システム工学科を選んだ理由は?土木・建築の両方の分野を学ぶことができるからです。そのため、建築分野だけでなく、都市環境や防災などの広い領域を学べるカリキュラムは非常に魅力を感じました。●今一番力を入れて取り組んでいることは?建築設計製図です。課題に対してどのように考えて形にするのかを模型や図面の製作を通して試行錯誤する思考力が鍛えられます。他の学生の作品に触れることも非常に面白いです。●将来の夢は?魅力的な架構を設計する建築家になりたいです。そして、大学での様々な学びを活かして社会貢献できれば良いと思っています。土木・建築の専門科目を理解するための基礎的な能力を身に付けることを第一に、都市システム工学の技術が社会において果たす役割を理解します。都市システム工学序論(1年次)「都市システム工学とは何か?」を、学科教員が、新しい建造物を造る際に必要な測量、地盤、構造、環境、デザインなどの専門科目の内容をちょっと先取りして紹介するガイド科目です。学科プログラムの全体像や、安全快適な都市を創造するために土木分野と建築分野の学問的融合が大切なことも理解できます。 都市システム工学科共通基礎工学部共通基礎1年次大学院 都市システム工学専攻 1年佐久間 栄己さん[釜石高校(岩手)]●茨城大学を選んだ理由は?Check!!注目の授業学部教育 定員:60名2・3年次将来へつながる学修取得可能な資格プログラムごとの専門科目でそれぞれのコアな知識を習得し、応用力を養います。また、両プログラムの横断的な科目で、都市システム全体を幅広く俯瞰して見ることができる融合人材としての知識と実践力を習得します。社会基盤デザインプログラム建築デザインプログラム大学共通科目最先端の研究に取り組むことによって、問題発見・課題解決能力やプレゼンテーション能力を身に付け、専門分野における高度な技術を身に付けます。卒業研究私たちが住んでいる「まち」は、複雑・煩雑化した課題を抱えています。そのような中、私は都市計画や景観工学、空間情報工学、造園、防災、観光まちづくりからなる複合領域を意識して研究活動に取り組んでいます。都市や地域に目を向けると、望ましい社会基盤整備のあり方、地域住民との協働によるまちづくりのあり方など課題は山積しています。ここで最も重要なことは、その解決策のヒントが皆さんの日常生活や人生経験の中に潜んでいるかもしれない点です。課題の発見や解決のために多くの知識と経験を蓄積・融合させ、臨機応変に利活用できる技術者・研究者が求められており、私の理想とする姿です。高校の3年間、大学の4年間は皆さんの想像以上にあっという間に過ぎていきます。そのために貴重な学生生活を是非有意義に過ごしてください!4年次進路・資格【業種別就職割合】宮城大学事業構想学群 地域創生学類 准教授石内 鉄平さん工学部 都市システム工学科(2000年卒業)大学院 都市システム工学専攻(2002年修了)大学院 環境機能科学専攻(2007年修了)学部卒大学院修了者入学と同時に教育プログラムに分かれます。大学院共通科目、大学院理工学研究科共通科目に加え、専攻独自の専門科目を学修すると同時に、修士論文へ向けた研究に取り組みます。社会基盤デザインプログラムサスティナビリティ学プログラム建築デザインプログラム理工学共通科目大学院共通科目大学院定員:27名1年次Check!!プログラム横断科目例地盤防災工学特論リスクマネジメント特論国土空間情報特論水質工学特論構造解析学特論建築都市計画学特論建築都市デザインスタジオⅠなど修士論文へ向けた研究2年次注目の授業大学院14%16%2%1%※2020年度実績3%65%7%10%進学公務員建設業製造業情報通信業研究・技術開発電気・ガス・熱供給・水道業運輸業、郵便業サービス業68%4年間の学修・大学院2年間の学修・将来へつながる学修全国では珍しい土木・建築融合教育を実践し、未来の都市環境に求められる「安全・環境・快適」の3つの創造に向け、「社会基盤デザインプログラム」と「建築デザインプログラム」の学生がそれぞれの専門性を高めながら共に学び、新たな時代を切り拓く土木・建築の融合人材を養成します。在校生の声卒業生からのメッセージ

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