茨城大学 農学部 2023
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平地域総合農学科宮①私が高校生の時、国内の食料自給率低下や、農家の高齢化等による担い手不足など農業に関する報道を見聞きし、農業に興味を持つようになり、私の地元である茨城で農業を学び貢献したいという気持ちから、地域総合農学科地域共生コースに進学しようと決心しました。この学科では、1年次で農業の仕組み等を学び、2年次以降から自分の興味のある農業分野を選択できるという魅力があり、農業に関しての知識が浅かった私に適していると思いました。荻①私は農家を営んでいる祖父の影響で、幼い頃から農業に興味がありました。将来は農業に関する仕事に就くことを考えており、特に「育種」についての研究をしたいと思っていました。育種とは、植物をより人々の役に立つように、遺伝的に品種改良を行うことです。農業科学コースは農業に関する専門知識を学ぶことに特化しており、私の学びたい育種学の授業や研究室があるため、このコースへの進学を決めました。農業科学コース 3年しょう地域総合農学科地域共生コース 3年②大学1、2年生では、授業を通して「農業従事者の減少」や「耕作放棄地の増加」など、農業に関する様々な問題について学びました。そして、将来私がどのようにしてその問題に対処し、貢献できるのかということも考えさせられました。私は将来、民間企業で育種をしたいと考えているため、それぞれの農家の悩みやニーズに合わせた農作物を作ることを目標にしています。そこで、より専門的な育種の知識をこれから学んでいきたいです。③今、これを見ている高校生の中には、農学部に行くのを迷っている人もいると思います。他の理系学部にも魅力的な部分はあると思いますが、茨城大学農学部の魅力はそれ以上にあると、私は思います。私たちの学部は農業に関する座学の勉強だけでなく、実習の機会も多くあり、実際に体験することができるのがとても強みだと思います。また、附属の国際フィールド農学センターは、広大な敷地の中に様々な種類の農作物や動物たちがいて、実際に研究に使うこともできます。これだけの魅力に溢れた農学部で、ぜひ私たちと一緒に学びましょう。おぎはらしゅうへいみやした②1年次では農業の仕組みや、発展した数学、理科系科目を学んでいきます。そして2年次では、工学系、環境保全系、社会科学系の中からコースを選び、より専門的な科目を学んでいきます。私が選択した工学系では、農地や水の利用、農業トラクタなど農業の工学分野を中心に学んでいます。これまでの学びを生かし、農作物の収量増加かつ農作業の省力化を実現させることで、近年注目されているスマート農業についての知見を深めていきたいと考えています。③私の周りには農学部に進学するにあたって、農業についての知識があまりないことを不安に思っている人がいました。しかし、大学では初めて農業を学ぶ人でも分かりやすい授業やカリキュラムが組まれています。また、実際に「食べることが好き」や「幼いころに農業体験をしたことがあった」など小さな興味から専門的な研究に取り組む人もいます。もし、この文章を読んでいる人の中で少しでも農業に興味があれば、ぜひ茨城大学農学部地域総合農学科地域共生コースへの進学を考えてみてはいかがでしょうか。12原周下 翔

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