茨城大学 理学部
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 私は高校時代に漠然と地学に対する興味が湧いてきたものの、当時高校では地学が開講されていなかったため、地学を学びたいという思いで地元の茨城大学理学部の地球環境科学コースへ入学しました。茨大は先生や先輩との距離が近く、授業や生活面でわからないことがあったらすぐに聞ける雰囲気が良かったと思います。 茨大理学部に在籍時代は、研究に最も時間を費やしました。野外調査で調べたデータからどんなことがわかるのか、日々考えていた記憶があります。いままでの研究では解明されてこなかった新しい発見などがあると非常にやりがいを感じたものです。研究自体は個人での作業がほとんどですが、指導教員を含めゼミの先生方や先輩方のたくさんのサポートがあったおかげで研究を取りまと 私は高校で化学と物理に興味があり、進学するうえでどちらを専攻するか決めきれずにいました。その中で、入学時に専攻を決めず学修を進めていくうえで選択が可能な学際理学コースに魅力を感じ、茨城大学の学際理学コースを志望しました。 大学に入学してからは多くの友人に恵まれました。同じコースの同級生とはそれぞれの得意不得意を補い合うことができ、個人ではなく集団として成長できたように感じられます。 また、下宿生が多いという環境のため、レポートの締め切り前やテストの前日に遅くまで勉強したり、朝までゲームをしたりと非常に楽しかった思い出がいくつも挙げられます。めることができました。 現在は、アジア航測という会社で、主に防災に関わる仕事をしています。技術職として仕事をする上では、授業での知識も役に立つことはありますが、大学時代の卒業研究等で培われた問題解決力がより活きてくると感じます。ある課題があったときに、その解決に必要なデータは何か、どうやってデータを集めるのか、どう取りまとめるかなどを考えながら計画し、実行できる力が非常に重要です。筋道を立ててわかりやすく伝える力も大事になってきます。 防災に関わる業界では「技術士」という仕事をする上で有利な資格があり、通常、技術士試験を2回突破することが必要です。私は地球環境科学コースで地球科学技術者養成(JABEE)プログラムを修了していたため、1回目の試験が免除となり、修了していない人より早い段階で受験することができました。昨年度、初挑戦で合格し、技術士となることができました。 大学は4年、大学院まで行けば6年ありますが、長そうであっという間です。この間に学業でもアルバイトでもサークルでも何かに熱中した人、本気で取り組んだ人は必ず得るものがたくさんあると思います。茨城大学は何かに熱中できる環境がそろっている大学です。皆さんも茨城大学で充実した大学生活を送ってみませんか。 3年次後期に研究室を選択する際には今までに学んだ物理・化学の知識が活かしたいという思いから、物理化学研究室を選択しました。研究室に配属されてからはより良いモノを作製するため、実験工程を見直すことや、今行っている実験は何のために行っているのかをしっかりと意識して取り組むことができました。 また、この四年間を通して高校で学んだことをより詳しく違った観点から理解することができました。講義の中でわからない箇所があったとしても、教員の方に気軽に質問できる環境が整っていることから、深い理解を得られたと思います。 さらに、私は高校時代に進学塾に頼らず進学した経験から、教員になりたい思いがあり4年を通して中学校高校の教員免許の取得にも力を入れました。しかし、このコロナ禍で教育実習が延期された点、より専門性を高めたいという思いから大学院への進学を決意しました。 茨城大学には茨城県からはもちろん全国各地から様々な学生が集まっています。自由度の高い大学生活をいろいろな価値観を持った学生らと触れ合える茨城大学で過ごしてみませんか?菊地 瑛彦2012年度学部卒2014年度博士前期課程修了アジア航測株式会社勤務西村 悠紀2020年度学部卒2021年度進学(茨城大学大学院理工学研究科)卒業生の声

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