茨城大学 人文社会科学部 学部案内 2025
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法律経済学科人間文化学科大瀬美結 [長崎県立佐世保北高等学校出身]小野侑志 [千葉県立佐原高等学校出身]常陸太田市の集中曝涼に古墳の解説ボランティアとして参加した写真です。参加者と解説を交えてコミュニケーションをとりながら、地域の文化財に触れる、充実した時間になりました。地域資源として身近な歴史や文化をとらえる事の重要性を肌で実感できました。部活で大会に出場した写真です。先輩の優しさや懸命に努力する姿にひかれ入部しました。コロナ禍で思うように練習できなかったので、大会出場の喜びはひとしおです。高校までと異なり自分たちで目標を設定し練習するため、今までにないやりがいを感じました。30 College of Humanities and Social SciencesCAMPUSVoiceCAMPUSVoiceCAMPUSVoice発掘や文化財公開で実践「好き」を徹底的に追求 高校生の頃から地元・茨城県の考古学研究とまちづくりへの還元について関心を持っていました。大学では茨城を基盤として体系的に学びたいと考えていたため、人間文化学科を選びました。 所属している日本考古学ゼミでは、座学だけでなく、遺物の整理作業や遺跡での測量調査、発掘調査を通して、より実践的に考古学の知識や技能を深めることができます。さらに博物館でのインターン活動や集中曝涼(虫干し)での解説ボランティアなど、地域に根差した文化財の保護や公開に直接関わることもできます。2年次から参加できたことは、学芸員を目指し研究していく上で貴重な経験になりました。 サブメジャー制度で他分野の多様な学問に触れ、知識や能力を高めることもできます。専門性と幅広い視野がかみ合い、見えなかった景色が見えてくる。自分の中に新しい世界が構築される感覚は何事にも代えがたい。 その過程でさまざまな壁にぶつかることも少なくありません。ですが「好きこそ物の上手なれ」の精神が学びに向かう上での私の原動力になっています。皆さんも茨城大学で学問の世界にどっぷり浸かって、自分ならではの「好き」を追求してみませんか?部活、地域交流でも充実多様な学びに思わぬ価値 「法学と経済学について幅広く学びたい」。私は、専門科目以外も学べる環境の整った人文社会科学部法律経済学科への進学を決心しました。現在、法学メジャーに所属し、サブメジャーで経済学・経営学を取っています。専門の法学はもちろん、経済学・経営学も想像以上に広く深く学修しています。同じ社会問題について法学と経済学で全く異なる切り口から考える授業はとても印象的です。多角的な視点で学んでいると実感しています。 地域に根差した活動も充実しています。私は地域のボランティア団体の交流を図るイベントの企画運営に携わりました。普段生活するなかで出会えないような人と交流し、成功を目指して取り組む経験ができたことは、私の人生にとって財産となりました。サークル活動の女子バレーボール部やアルバイトなどにも積極的に参加しています。多くの人と出会い、今しかできない経験をすることで、充実した大学生活を送っています。 1年生の時はコロナ禍で入学式も中止になりました。サークルもアルバイトもままならなかった。 こんなに楽しく学びのあふれた日々を送れるとは全く思いもしませんでした。想像以上の価値を提供してくれる環境が整った場所、それが本学の最大の魅力だと考えています。0506

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