琴食生命科学科池①高校時代、当時の生物教諭に熱心にご指導いただいたおかげで、生物が好きになりました。しかし、生物に関することなら何でも興味を持っていたということもあり、進路に関して非常に迷いがありました。ですが、食生命科学科では畜産・医学等様々な視点から生物に関わることができるため、自身のやりたいことが見つかるのではないかと考え、この学科を選択しました。 また、食生命科学科で学修を続けるうちに、生物の中でも幼い頃から大好きだった動物に関する研究に取り組みたいという考えるようになりました。そのため、より動物の研究に打ち込むことができるバイオサイエンスコースを選択しました。土食生命科学科大①私は幼い頃から生き物に興味を持っており、高校で生物、化学を学んだことでより化学的な視点で動物や植物について学びたいと思い、この学科を選びました。2年次から2つのコースに分かれる事もこの学科の特色であり、国際食産業科学コースでは必修科目として約半年間の海外留学が設けられています。これにより大学のサポートを受けながら、海外の大学で語学力、専門知識を鍛えることができます。また、食品分野について学ぶことで大学において作物の生産から加工まで体系的に学修できると考えたこともコース選択の大きな理由です。11令和7年度入学者からカリキュラム改革を予定していますので、大学ホームページ等で最新の情報をご確認ください。おおさきかいと②3年次までは生物・化学といった基礎的な講義や実験・実習を中心としたカリキュラムが組まれており、その経験を生かして4年次では自分の興味がある分野について自身で研究を行います。私は元々微生物や有機化学に興味を持っていたのですが、大学で学ぶ中でそれらを内包するより土壌自体について学びたいと考えるようになりました。土壌は幅広い分野に関連しており、これまで学んだ知識を基に興味を持った項目を絞り込むことで主体的な研究を行うことができると考えています。③進路選択には学力や経済面といった数多くの要素が関わっていて、それら全てを考慮して進路を決定するのは非常に大変な決断であると思います。しかし、大学生は自身の興味を探求しまた夢中になることが許される貴重な期間であるため、自身を制限する要素に囚われずに興味を持った分野に進めることを応援しています。例えば私が実際に体験した国際コースにおける海外留学においても、充実した留学支援サポートが用意されていて金銭的にも精神的にも大きな助けとなりました。限りある4年間を皆さんが後悔無く過ごせることを願っています。①この学科・コースを志望した理由 ②これからどのようなことを学んでいきたいか ③高校生に向けて一言②大学では動物に関連する学問を中心に学んでいました。また、大学で様々な考え方を持つ友人に恵まれたこともあり、動物の行動と人の「こころ」の両方に関連する研究に取り組みたいと考えるようになりました。3年次の研究室配属の際も、そういった研究を実現できる研究室を選んでいます。今後は研究の関係上、マウスの行動についてより深く学んでいきたいと考えています。また、大学院進学を希望しているため、その先は動物の行動研究を通じて精神疾患のメカニズム解明・ストレスの長期的な影響等について研究を続けていけたらな、と考えています。③皆さんには大学を選ぶ際、ご自身の『好き』を追い続けることができる大学を最優先に選んでいただきたいです。高校生の今は、世間的評価や模試での偏差値が全てのように感じるかもしれませんが、自分の好きなことを追い続けられる環境に勝るものはないと日々感じていますし、私にとっての農学部食生命科学科はそういった場所でした。ご家族の皆様も、心配な事は多々あるとは思いますが、お子さんの「好きだ!」という気持ちをどうか大切にしていただきたいです。 皆さんの悔いのない進路選択を心から祈っています。頑張ってください。いけのべまこと国際食産業科学コース 4年バイオサイエンスコース 4年先輩からのメッセージ崎開延真
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