13 キングモンクット工科大学は、バンコクにあり、タイの中でも有数の大学です。授業のレベルの高さはもちろんですが、学生のレベルも非常に高く、勉強に対する意識が高い学生がとても多いです。自分たちは、「食品化学」や「食品微生物学」などの生化学分野に加えて、「食品開発論」といったマーケティングに関する内容についても学習しました。教授との活発なコミュニケーションやプレゼンテーション、グループワークなどを通じて、非常に自発的に学ぶ機会がとても多かったです。試験の内容も茨城大学とは出題の観点が異なり、自身が授業から得た知識をどのように実際の食産業に活かしていくかに焦点が当てられ、より実践的な内容についても多く学習する機会が得られたことは、これから社会に出ていく私たちにとって非常に良い経験となりました。 (食生命科学科 重政建心)令和7年度入学者からカリキュラム改革を予定していますので、大学ホームページ等で最新の情報をご確認ください。その他の情報はホームページでhttp://ddp.agr.ibaraki.ac.jp/派遣学生の声国際交流活動AIMSプログラム▶茨城大学は、ASEAN地域の国際連携教育プログラムであるAIMSプログラムに加盟しており、農学部からも参加が可能です。3年次後期に東南アジアのAIMS加盟大学に留学して、専門科目を習得することができます。現地での留学生活を通して、優れた国際通用性と異文化適応能力を身に付けることができます。派遣可能な大学(2024年度):【インドネシア】ボゴール農科大学(農学・食品)、ガジャ・マダ大学(農学)、スリウィジャヤ大学(農学)【タイ】カセサート大学(農学・食品)、チェンマイ大学(環境系)、メーファールアン大学(食品)【マレーシア】マレーシア科学大学(食品)など食生命科学海外派遣▶食生命科学科では、選択必修科目として「食生命科学海外講義」が設定されています。アジアの交流協定校に1学期間留学(3年次後期)して、複数の専門科目を履修します。アジアの先進的なバイオサイエンスや食料生産、供給の国際スタンダードを学び、バイオ・食品分野で国際的に活躍できる人材を目指しましょう!短期派遣プログラム▶アジアの大学との教育連携が充実し、短期研修の機会もたくさん用意されています。「国際インターンシップ」(1単位)では、インドネシアのジェンデラル・スディルマン大学の学生とともに農村滞在型社会貢献プログラムを行います。現地学生と一体となって問題解決学習を進めることで、コミュニケーション能力、主体性、チャレンジ精神、協調性を獲得できます。語学研修や異文化体験に留まらず、国際舞台で活躍できる専門性を獲得できます。
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