岩手県立大学 入学案内2020
20/100

◆学部長◆研究科長 武田 利明[たけだ としあき]❶千葉大学大学院看護学研究科❷獣医学博士(麻布大学)、看護学修士❸看護技術の有効性・安全性に関する実践・実証的研究、看護技術に伴う有害事象を回避するための研究、褥瘡の病態動物モデルを用いた基礎的研究❹病因病態学、薬理代謝学、褥瘡ケア論❺病因病態学では、基本的な病変や疾病発生の機序について解説しています。疾病の原因は同じでも、生体反応は一人ひとり異なることを、実際の病理標本を用いた実習で実感できると思います。学生からのフレッシュな質問を共有し、講義を行っています。◆◆准教授 三浦 奈都子[みうら なつこ]❶山形大学大学院医学系研究科❷博士(医科学)、修士(看護学)❸看護技術の効果に関する基礎的研究、シミュレーション教育に関する研究❹形態機能学、病因病態学、看護援助技術論など❺看護職者には、提供するケアが「なぜ」必要で「どのように」実施すれば「どんな」効果をもたらすかを説明し、実践する力が求められています。頭と身体を使う授業を通して、考える力と実践力を一緒に身につけていきましょう。◆◆教授 高橋 和眞[たかはし かずま]❶東北大学大学院医学研究科❷医学士、医学博士❸1型糖尿病の免疫学、糖尿病の栄養療法・薬物療法、小児期発症1型糖尿病患者の移行期医療❹形態機能学Ⅰ・Ⅱ、臨床病態治療学Ⅰ、健康科学、環境と疾病❺「なぜ?どうして?どのように?」を問いながら、人体の正常と異常を理解しようとする姿勢を大事にしたいと考えています。◆◆教授 平野 昭彦[ひらの あきひこ]❶岩手県立大学大学院看護学研究科❷博士(看護学)❸看護技術の安全性と効果の実証に関する研究、看護技術の地域性に関する研究、看護技術の教育方法に関する研究❹看護学序論、看護基礎理論、看護援助技術論、看護相談論❺対象者に何かの行為をすればそれが「看護になる」わけではありません。「看護をする」ためには「看護とは何か」ということがわかっていなければできません。それを4年間で体得してください。◆◆准教授 工藤 真由美[くどう まゆみ]❶兵庫県立看護大学大学院看護学研究科❷修士(看護学)❸看護教育学(看護継続教育・看護基礎教育)❹看護教育論、看護教育カリキュラム論、基礎教養入門❺看護学は関連する多くの学問領域の知識、考え方(教養)を必要とします。幅広い知識の上に看護学の深さを学べることを目指しています。◆◆教授 工藤 朋子[くどう ともこ]❶山形大学大学院医学系研究科看護学専攻❷博士(看護学)❸在宅療養者・家族への支援に関する研究❹在宅ケア論、家族ケア論など❺社会情勢が変化する中で、在宅療養者と家族がその人らしい生活を送るための看護・看護職に求められる役割について、統合的に学んでいきましょう。◆学科長◆教授 福島 裕子[ふくしま ゆうこ]❶岩手大学大学院教育学研究科❷修士(教育学)❸岩手県の周産期医療における助産師の専門性や連携、思春期のリプロダクティブヘルスに対するケアや健康教育❹母性看護学概論、助産学概論、助産管理学、他       ❺母性看護学や助産学は、妊娠・出産、育児、そして様々なライフステージにおける女性特有の健康問題と看護について学びます。講義では、具体的な事例や視聴覚教材を用いて楽しく学べる工夫をしています。◆◆准教授 高橋 有里[たかはし ゆり]❶岩手県立大学大学院看護学研究科❷博士(看護学)❸看護技術の有効性に関する研究、基礎看護における看護過程の教授法に関する研究❹看護基礎理論Ⅰ・Ⅱ、看護援助技術論Ⅰ・Ⅱ、看護相談技術論❺主に1、2年次開講の授業を担当しますので、学生が広い視野から看護について考えられるよう、また理論と実践とを乖離せずに理解できるような教授を心がけています。◆◆教授 伊藤 收[いとう おさむ]❶岩手県立大学大学院看護学研究科❷博士(看護学)❸臨床看護者による自殺防止関連、看護者の主観的情報の処理過程関連❹看護管理論、人間関係論、看護学序論、看護相談技術論、他❺ナイチンゲール以来の看護の専門的・文化的継承を、次世代の継承者である本学部の学生たちに伝え、彼らがどのような場にあっても必要な看護が実践でき、かつ教育・研究にも携われるよう、その基盤形成に向け尽力する。◆◆講師 遠藤 良仁[えんどう よしひと]❶山形大学大学院医学系研究科❷修士(看護学)❸看護教育・管理・実践へのコーチングの応用、ICTを活用した自律的学習環境の構築、シミュレーション教育の充実❹看護情報学、看護情報管理論、看護管理論、看護政策論❺「問い」を立てる能力や態度を大切にします。社会の現実・状況を偏見なしに捉え、「常識」なるものを疑い、本当に役立つ効果的な看護実践、看護教育・看護管理のあるべき姿を探究していきましょう。◆◆講師 アンガホッファ 司寿子[あんがほっふぁ しずこ]❶岩手県立大学大学院看護学研究科❷修士(看護学)❸挙児を希望する女性におけるキャリアとリプロダクションに焦点をあてたライフプランと健康教育❹助産診断技術学、国際看護論演習、母性臨床看護論等❺対象となる女性とその家族の生活まで目を向けた看護を考える機会を意識しています。また、多様性を理解できるグローバルな看護職を目指し、グループワークやディスカッションを通しての学びを大切にしています。◆◆教授 千田 睦美[ちだ むつみ]❶東京女子医科大学大学院看護学研究科❷博士(看護学)❸認知症高齢者の看護に関する研究、高齢者の生活を支える看護に関する研究❹老年看護学概論、老年臨床看護論Ⅰ・Ⅱなど❺高齢者が健康で生き生きと暮らしていくことを支援するために看護ができることについて、寄り添うこころを大切にしながら学ぶことができるよう、一緒に考えていくことを目指しています。◆◆教授 上林 美保子[うえばやし みほこ]❶宮城大学大学院看護学研究科❷修士(看護学)❸地域保健看護学❹地域看護学科目、保健学科目❺看護学は対象の生活を基盤とした学際的な学問です。人の健康を支える職を目指す者として、先ずは自分自身の生活の過去・現在・未来について考えてみましょう。◆◆准教授 井上 都之[いのうえ さとし]❶長野県看護大学大学院看護学研究科❷修士(看護学)❸感染看護、基礎看護技術、看護倫理❹感染看護論、感染免疫学、看護援助技術論、看護相談技術論、保健統計学、看護基礎理論Ⅱ❺宿主と寄生体の関係性を原点として感染と免疫についての考え方を理解し、基本的な感染予防策の考え方が身につくような授業を行います。また、感染予防以外にも基礎看護技術の科学的根拠についての理解を目指します。◆◆講師 及川 紳代[おいかわ のぶよ]❶岩手県立大学大学院看護学研究科❷修士(看護学)❸クリティカルケア領域における終末期看護、シミュレーションに関する研究❹成人臨床看護論Ⅳ、成人生活ケア論、成人看護学実習など❺看護職として対象者のために何ができるかを大切に考えていきたいと思います。そして、看護に必要な専門的知識・技術に基づいた援助を実践できることを目指しています。◆◆教授 内海 香子[うちうみ きょうこ]❶群馬大学大学院医学系研究科保健学専攻❷博士(保健学)❸慢性疾患看護❹成人看護学概論、成人臨床看護論、成人看護学実習等成人看護学関連科目、成人看護学特論、成人看護学援助論、成人看護学演習Ⅰ~Ⅳ、慢性看護学特論Ⅰ~Ⅴ、慢性看護学実習Ⅰ~Ⅳ❺学生が主体的に参加できる授業を考えています。◆◆准教授 野口 恭子[のぐち きょうこ]❶広島大学大学院医学系研究科❷修士(保健学)❸周産期医療と助産学教育、医療倫理、看護倫理❹医療倫理、母性臨床看護論、助産診断技術学、助産学実習等❺健康を多角的に捉え、人の持つ潜在力や可能性を見出しつつ生活を支援する基礎を涵養することを目指し、学生の学ぶ意欲や気づきを大切にして、授業をすすめたいと思います。◆◆教授 白畑 範子[しらはた のりこ]❶千葉大学大学院看護学研究科❷博士(看護学)❸慢性的な健康問題を持つ子どもと家族の心理・社会的側面についての研究、小児がんを経験した子どもと家族に関する研究❹小児看護学概論、小児発達看護論、小児臨床看護論Ⅰ・Ⅱ❺ケアは、子どもとその家族を理解することから始まります。対象者の行動を“どうしてその行動に至っているのか”とその背景を理解していくことが重要です。そのような思考プロセスは対象者と共にあり、対象者に寄り添うケアにつながります。対象者が自ら問題解決していけるような看護を探求しましょう。◆◆准教授 樋口 日出子[ひぐち ひでこ]❶岩手大学大学院人文社会科学研究科❷修士(学術)❸精神に障害をもつ人のリハビリテーションに関する研究、精神障害をもつ人の障害受容、スピリチュアルケアに関する研究❹精神保健論、精神看護学概論、精神臨床看護論Ⅰ・Ⅱ、リエゾン精神看護論❺精神看護学は心の健康問題や心を病む人を対象とし、その人々の理解のしかたや援助方法について学習します。皆さんの生活に身近な例や健康問題を取り上げ、具体的で興味を持つことができるような講義を目指しています。◆◆准教授 細川  舞[ほそかわ まい]❶群馬大学大学院保健学研究科❷修士(保健学)❸がん患者の療養における症状緩和、がん化学療法患者への支援、がん化学療法に携わる看護師への支援❹成人臨床看護論Ⅱ、エンドオブライフケア論、がん看護学特論、がん看護援助論など❺がんという病を抱える患者様の、人生や日常生活を大切に考える看護を一緒に学習していきたいと思います。患者様の多様性を理解し個別性を大切に考えて、臨床につながる看護を学んでいきましょう。◆◆講師 大久保 牧子[おおくぼ まきこ]❶岩手県立大学大学院看護学研究科❷修士(看護学)❸養護診断に関する研究、養護教諭の職務に関する研究、健康相談活動に関する研究❹学校看護学、学校健康相談活動、保健科教育法、他❺近年、子どもの発育・発達やこころと体の健康にかかわり、学校保健の専門家である養護教諭への期待がこれまで以上に大きくなっています。このような現代的な健康課題に対応できる養護教諭育成を目指しています。◆◆講師 小嶋 美沙子[こじま みさこ]❶長野県看護大学大学院看護学研究科❷修士(看護学)❸高齢者の在宅生活を支える看護に関する研究❹老年生活ケア論、老年臨床看護論Ⅰ・Ⅱ❺様々な知識を身につけることは必要ですが、皆さんとたくさん議論しながら、一緒に考え、一緒に学んでいきたいと思います。◆◆講師 金谷 掌子[かねや しょうこ]❶岩手県立大学社会福祉学研究科❷修士(社会福祉学)❸母親役割取得に関する研究、就労妊婦に関する研究❹母性臨床看護論Ⅰ・Ⅱ、母性看護学実習❺看護を受ける対象者にとって、皆さんの“学び”は大変、有益です。そのため、多くの“学び”を積み重ねていけるよう、そして“学び”に奥深さがでるように講義および実習でいろいろな工夫を取り入れていきます。教員紹介❶最終学歴 ❷学位 ❸研究領域❹担当科目 ❺教授法のポリシー◆看護学部教員◆看護学研究科教員 Faculty of Nursing20

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る