岩手県立大学 入学案内2020
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社会福祉学科◆教授 齋藤 昭彦[さいとう あきひこ]❶立命館大学産業社会学部❷社会学士❸地方福祉行政❹地方福祉行政論、公的福祉経営論、福祉サービス論❺県及び市町村福祉行政の実際とその課題を理解し、地方福祉行政のあり方や行政と住民との協働による「福祉のまちづくり」について学んでいきます。また、福祉行政職員の「やりがい」について共に考えてみましょう。❻福祉政策系/総合福祉コース准教授 川乗 賀也[かわのり よしや]❶和歌山県立医科大学大学院医科学研究科❷医科学修士❸社会的ひきこもり、援助者のメンタルヘルス❹精神保健福祉援助技術各論、医療ソーシャルワーク論❺精神保健福祉領域における基礎的な知識から学生自らが「考える力」を身につけられるよう、発想を大事にしたいと思っています。また当事者および家族理解から社会の状況にいたるまで、それぞれの相互作用を理解できるよう講義を進めます。❻臨床福祉系◆准教授 佐藤 哲郎[さとう てつろう]❶同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程❷博士(政策科学)❸コミュニティワーク、福祉実践の評価❹ソーシャルワークⅣ、コミュニティ組織論、ソーシャルワーク実習指導❺地域福祉での働きかけで大切なことは、目の前の一人ひとりに向き合うことと、地域や住民の5年・10年先の姿をイメージすることです。学生時代に多様な経験を積み重ねるとともに、学びを深め、想像力を働かせられるよう、私なりに伝えていけたらと思います。❻コミュニティ福祉系/総合福祉コース◆准教授 実方 由佳[じつかた ゆか]❶立教大学大学院コミュニティ福祉学研究科コミュニティ福祉学専攻博士課程後期課程修了❷博士(コミュニティ福祉学)❸ソーシャルワーク、子ども家庭福祉、専門職間連携❹ソーシャルワーク論 Ⅱ、臨床ソーシャルワーク援助技術の展開A、社会福祉原論 Ⅰ❺授業では考える過程を大切にします。 福祉(しあわせ)が有する、簡単には正解が見つからない「難しさ」「分からなさ」は、考える「楽しさ」を与えてくれます。現実の複雑さに耐え得る考察力を一緒に育みましょう。❻臨床福祉系/総合福祉コース准教授 山岡 由美[やまおか ゆみ]❶龍谷大学社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程単位取得満期退学❷社会福祉学修士❸精神保健福祉 精神障害のある人たちの就労支援を主たる研究領域としている❹精神保健福祉論、精神保健福祉援助演習、精神保健福祉援助実習、基礎教養入門など❺対人援助の専門職に求められる基本的な知識と技術を身につけていく土台である、人としての豊かな感性や人権意識を身につけていくことを重視しており、具体的には、社会的な諸問題を通して感じ、考えることの大切さを教えていきたい。❻コミュニティ福祉系◆教授 狩野 徹[かのう とおる]❶東京大学大学院工学系研究科❷工学博士❸建築計画学、老年学、福祉工学❹福祉工学、ユニバーサルデザイン論❺「もの(道具・設備)」「いえ(住宅)」「まち(建築・都市)」といった物的環境は、すべての人の生活の場として考えていくことが必要です。生活する立場に立って環境のあり方を実際に見て、調べて、評価して学んでいきます。❻コミュニティ福祉系/総合福祉コース◆准教授 鈴木 力雄[すずき りきお]❶立正大学大学院文学研究科(博士後期課程)社会学専攻単位取得満期退学❷修士(文学)❸高齢者介護システム❹地域ケアシステム論、地域福祉調査実習❺日本は地域包括ケアという新しいステージに踏み出そうとしています。しかし、老老介護、孤独死、虐待など、高齢者に関わる問題は山積しており、そう簡単に解決されるとも限りません。それらについて、一緒に解決策を考えてみませんか。❻福祉政策系/総合福祉コース准教授 菅野 道生[かんの みちお]❶明治学院大学大学院社会学研究科社会福祉専攻博士後期課程中退❷修士(社会福祉学)❸高齢者の社会的孤立問題対策における住民福祉活動の可能性とその限界❹地域福祉論、地域福祉サービス論、地域福祉調査実習、福祉調査基礎実習❺教員が知的権威として教壇に立ち、学生に自らの知識を一方的に「教授」する時代は過ぎ去りました。誰かが決めたしかつめらしい「正解」ではなく、豊かな学統を踏まえた「対話と共感」こそが、大学における学びの最大の価値だと思います。❻コミュニティ福祉系◆教授 小川 晃子[おがわ あきこ]❶淑徳大学大学院社会学研究科単位取得満期退学❷社会福祉学修士(日本社会事業大学)、博士(心理学・白百合女子大学)❸福祉情報、高齢者・地域のサポート・ネットワークに及ぼす情報ネットワークの影響❹社会福祉情報論、公的福祉経営論、調査技法❺社会福祉情報論では、利用者本位の社会福祉実現に向けた情報化の課題を議論しましょう。また、公的福祉経営論や調査技法の授業では、実践的な講義により、福祉社会づくりに関わる行政・企業・NPOなどの組織運営能力を育てます。❻コミュニティ福祉系/総合福祉コース学部長 ◆研究科長 桐田 隆博[きりた たかひろ]❶東北大学大学院文学研究科(博士)中退❷文学修士❸顔の認知に関する情報処理心理学的研究、笑いの表出に関する行動生態学的研究、運動視の計算論的研究❹心理学、認知心理学、感情心理学❺授業は単なる入り口にすぎません。授業の中で「なぜだろう?」、「本当だろうか?」と思うことがあったら、今度は自分で調べてみましょう。そこから大学における学修が始まります。❻福祉心理系/臨床心理コース◆准教授 田中 秀一郎[たなか しゅういちろう]❶九州大学大学院法学府博士後期課程単位取得退学❷修士(法学)❸社会保障法。社会保険、とりわけ年金保険に関する日独比較法研究❹社会保障論Ⅰ・Ⅱ、社会福祉法制論、法学Ⅱ、権利擁護・更生保護❺講義やゼミにおいて最も大切にしていることは、基礎力の充実を図ることです。その上で、学界の最先端の議論にも触れるように心がけています。学生と切磋琢磨しながら少しずつ前進していきたいです。❻福祉政策系/総合福祉コース◆准教授 櫻 幸恵[さくら ゆきえ]❶東北大学大学院教育学研究科❷修士(教育学)❸子ども家庭福祉、教育福祉❹対象者理解論、ソーシャルワーク論Ⅰ、ソーシャルワーク演習、専門演習など❺大学の授業は能動的な学びの「場」です。学生自らが「問い」を立て、主体的に学べる授業構成を心がけ、演習では、グループワークなどを活用し、理論と実践を行き来する参画型の学びの場を提供します。❻臨床福祉系/総合福祉コース◆教授 高橋 聡[たかはし さとし]❶東北大学大学院教育学研究科❷博士(教育学)❸社会政策システム(社会福祉、社会保障、教育、医療、住宅等)、政治理論、理論社会学❹社会政策システム論、政治学、社会福祉原論Ⅱ、教育行政学❺「私の」(個人)「私たちの」(集団)「みんなの」(社会)各水準の関連を意識し、問題の全体像を理解することから各自が自分の選択肢を構成できるように進めます。政治や経済、人間理解の諸学問に広く関心を持ち、スケールの大きい専門家となるための基盤づくりをお手伝いします。❻福祉政策系/総合福祉コース◆教授 藤田 徹[ふじた とおる]❶立正大学大学院文学研究科❷文学修士❸援助関係における相互行為分析、実習教育方法の研究❹高齢者福祉論Ⅰ、ソーシャルワーク演習❺〈いま・ここ〉での援助場面でソーシャルワークの知識・価値・方法等をツールとして用いる援助実践を質的に分析することをテーマとしています。ソーシャルワークの知識とそれが用いられる実践状況の関連を前提とした講義・研究を進めています。❻臨床福祉系/総合福祉コース◆准教授 庄司 知恵子[しょうじ ちえこ]❶北海道大学大学院文学研究科博士課程修了❷博士(文学)❸農村社会学、地域社会学❹社会学、地域社会学、調査技法、福祉調査基礎実習、地域福祉調査実習、現代社会生活論、社会福祉の基礎C❺講義では、身近な出来事を事例に、個人の課題として捉えられがちな問題を、社会的な枠組みで捉え直し、課題解決のあり方を考えていきます。研究では、フィールドに赴き、住民たちの生活実践をもとに、課題解決のための組織的対応のあり方を考えていきます。❻福祉政策系/総合福祉コース◆准教授 藤野 好美[ふじの よしみ]❶同志社大学大学院文学研究科博士(後期)課程単位取得満期退学❷修士(社会福祉学)❸ソーシャルワーク、当事者の語り・世界❹ソーシャルワーク入門、ソーシャルワーク論Ⅴ、ソーシャルワーク実習指導Ⅰなど❺ソーシャルワーカーとして利用者を支援していくには、様々な経験が役に立ちます。自分だけの狭い世界に生きていては利用者を支援できません。学生時代に様々な経験を重ね、新しい世界が開けるよう応援していきたいと思っています。❻臨床福祉系/総合福祉コース◆准教授 吉田 仁美[よしだ ひとみ]❶昭和女子大学大学院生活機構研究科生活機構学専攻博士後期課程修了❷博士(学術)❸障害者福祉、ユニバーサルデザイン、生活経営学、ジェンダー、高等教育政策論など❹障害者福祉論Ⅱ❺授業では、時代的背景を考慮しながら、多様な人々の現実の生活に根ざして、特に障害を持つ人のニーズを当事者視点から見ていくことを重視します。また、学生の皆さんの関心を大切にしながら講義を進めていきたいと思います。❻臨床福祉系/総合福祉コース講師 伊藤 隆博[いとう たかひろ]❶日本福祉大学大学院社会福祉学研究科❷修士(社会福祉学)❸保健医療分野におけるソーシャルワーク、現任者教育のあり方❹ソーシャルワーク論❺ソーシャルワーク実践に必要な知識・技術だけでなく、クライエント理解を深めるための「想像力」、ネットワーク作りや社会資源開発のための「創造力」も伸ばせるよう講義・演習を進めます。また、事例を通しソーシャルワーク実践の魅力を伝えていきたいと考えています。❻臨床福祉系講師 柴田 徹平[しばた てっぺい]❶中央大学大学院経済学研究科博士後期課程修了❷博士(経済学)❸社会政策、労働社会学、社会保障論❹公的扶助論Ⅰ、社会福祉経済論❺大事にしていることは二つあります。一つは学生が大学を知的探求の場として、主体的に学べるような環境作りです。そのために講義では演習などを取り入れます。また、学問は知識として持っているだけでは宝の持ち腐れです。それを使えてこそ意味があります。講義では学説・理論を現実の問題にひきつけ解説することで、生きた学問として学べるよう工夫します。❻福祉政策系学科長 ◆教授 宮城 好郎[みやぎ よしろう]❶東京情報大学大学院経営情報学研究科❷経済学修士(福島大学)、博士(経営情報学・東京情報大学)❸福祉サービス、農福連携、集落活性化、仏教社会福祉❹ユニバーサルサービス論、福祉サービス論、経営学、コミュニティサービス実習❺近年、福祉サービスの質の向上が課題になっています。ユニバーサルサービスやコミュニティサービス等、サービスマネジメントについて、事例や地域での実践を通して皆さんと議論を行い、これからの福祉サービスについて考えを深めていきたいと思います。❻コミュニティ福祉系/総合福祉コース教員紹介❶最終学歴 ❷学位 ❸研究領域❹担当科目 ❺教授法のポリシー❻学部所属教育系/研究科所属コース◆社会福祉学研究科教員Faculty of Social Welfare38

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