岩手県立大学 入学案内2020
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人間福祉学科実習教育開発室◆教授 遠山 宜哉[とおやま のぶや]❶東北大学大学院文学研究科❷文学修士❸心理療法における言語、ブリーフセラピー、ナラティブセラピー❹カウンセリング❺心理相談やカウンセリングについて理論的に語られていることには限界があり、語られていないことの中に重要なものが隠されています。履修者がそれぞれの経験を交換することによって「理解」を創り上げるつもりで参加してください。❻福祉心理系/臨床心理コース学科長 ◆教授 三上 邦彦[みかみ くにひこ]❶東北福祉大学大学院社会福祉学研究科❷社会学修士❸子ども虐待に関するアセスメント研究、子ども家庭福祉における社会福祉実践史研究❹児童福祉論Ⅰ、社会福祉の基礎A、ソーシャルワーク論Ⅰ、ソーシャルワーク演習❺人は、様々な出会いにより成長します。コミュニケーションを大事にしながら共に学び研究したいと考えています。要養護児童、非行、子ども虐待、子どもの権利等の課題について、その背景を理解し、有効な支援や方策について検討します。❻生涯発達支援系/総合福祉コース◆教授 中谷 敬明[なかや たかはる]❶筑波大学大学院教育研究科❷教育学修士❸臨床心理学、障害児・者の障害受容と(再)適応過程、犯罪被害者支援の実証的研究❹臨床心理診断法、障害者の心理、家族臨床論❺心理臨床や福祉の現場実践では、他者や自己の行動を常に思索する姿勢が求められます。授業は体験的に理解できるように、身近なエピソードを取り上げていきます。他人事でなく、自分事として能動的な学習の場にすることを期待しています。❻福祉心理系/臨床心理コース◆准教授 佐藤 匡仁[さとう まさひと]❶筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程生涯発達科学専攻単位取得満期退学❷修士(教育学)❸発達障害、特別支援教育、障害児保育、発達に心配のあるお子さんの臨床と保護者への養育支援❹発達障害論、保育者論、教育原理、特別支援教育論など❺発達を心配されるお子さんの臨床活動をしながら、その子にとっての上手な生き方を考えています。発達支援に携わる人は、非定型の発達特性のある子どもたちを理解し、悩みの多い保護者を支えていくことが大切です。一年一年、学生たちと一緒に考えています。❻生涯発達支援系/総合福祉コース◆准教授 福島 朋子[ふくしま ともこ]❶白百合女子大学大学院文学研究科(発達心理学専攻)博士課程単位取得退学❷修士(家政学)❸生涯発達心理学❹発達心理学、保育の心理学など❺なるべく具体的な事例をあげながら人間の発達についてお話しするように心がけています。また、学生の皆さんからコメントを書いてもらい、それを踏まえながら双方向的に講義を進めています。❻生涯発達支援系/臨床心理コース◆准教授 細越 久美子[ほそごえ くみこ]❶東北大学大学院教育学研究科博士後期3年の課程単位取得満期退学❷修士(学術・岩手大学)❸社会心理学、異文化間心理学❹社会心理学、パーソナリティ心理学❺普段なにげなく生活している日常を普段とは違う視点で見ていくことで、新たな疑問や発見が生まれてきます。自分で問いを見出し、調べ、考察するということを常に意識しながら学んでいく授業にしていきたいと考えています。❻福祉心理系/臨床心理コース◆教授 米本 清[よねもと きよし]❶東京電機大学大学院電気工学専攻❷工学修士、博士(医学・東京医科大学)❸福祉工学、聴覚医学、音響心理学、音響工学❹人間工学論、福祉工学、身体機能障害論❺学生の皆さんには社会福祉学、工学、医学分野などの知識をもとにして、福祉機器のあり方を考えてもらいます。そのために、すべての人が快適に生活する上で必要な技術を「人」の側から考えられるようになることを目指しています。❻生涯発達支援系/総合福祉コース准教授 吉田 清子[よしだ せいこ]❶日本福祉大学大学院社会福祉学研究科❷修士(社会福祉学)❸介護・福祉専門職教育法、家族支援方法論、高齢者支援方法論、障害児者の支援方法論❹加齢と生活、障害者ケア論、介護福祉演習 Ⅰ・Ⅱ❺授業を通じて学生の「生きる力」を育成します。「生活支援」は生まれてから「死」に至るまでの生涯に関わる支援体系であり、多面的視点からのアプローチが必要です。どのような世界が見えるのか、とびらを開いてみましょう。❻生涯発達支援系准教授 井上 孝之[いのうえ たかゆき]❶東北大学大学院教育学研究科❷修士(教育学)❸保育学、幼児教育学、ホールシステム・アプローチを導入した保育者研修に関する実践的研究、保育ICT支援❹保育内容総論、児童福祉論、子どもと環境、小児体育❺誰もいない保育室の片隅で女児が泣いています。さて、あなたが保育者ならどんな言葉をかけますか?幼児期の生活は一瞬一瞬がドラマです。子どもたちの発達を保障するために、遊びの意味、環境構成や援助について一緒に考えてみませんか?❻生涯発達支援系准教授 柏葉 英美[かしわば ひでみ]❶青森県立保健大学大学院健康科学研究科❷修士(健康科学)❸自死遺族を中心とした遺族のグリーフワーク、認知症ケア❹ケア論、認知症ケア論❺私が授業で大切にしていることは“自ら伸びる人を育てる”ということです。常に問題意識を持つことで、学生の視野が広がり、学ぶことの楽しさを感じてもらいたいと思っています。学生と共に考えることのできる授業をしたいと思います。❻生涯発達支援系講師 日野原 由未[ひのはら ゆみ]❶中央大学大学院法学研究科博士課程後期課程修了❷博士(政治学)❸現代イギリスの福祉政治、外国人と社会保障、医療・福祉人材の国際移動❹国際社会福祉論、社会福祉国際比較論❺こんにちの福祉国家では、グローバル化や産業構造の変化を背景に、移民の可視化や人々のライフコースの多様化、社会的リスクの多様化が進んでいます。講義では、こうした状況に対して、各国の福祉制度がどのように対応しているのかを比較検討します。国際比較の視点を持つことが、日本の制度の現状や課題に関する理解を深めることにもつながることを、講義を通じて伝えていきたいと思います。❻福祉政策系◆准教授 堀内 聡[ほりうち さとし]❶久留米大学大学院心理学研究科後期博士課程単位取得満期退学❷博士(心理学)❸臨床心理学、生理心理学❹臨床心理学、生理心理学など❺皆さんが興味を持ち、楽しさを実感できるように、私自身も興味を持ち、楽しみながら教授すること。できるだけ分かりやすく教授すること。この2つがポリシーです。❻福祉心理系/臨床心理コース◆講師 瀧井 美緒[たきい みお]❶兵庫教育大学大学院 連合学校教育学研究科❷博士(学校教育学)❸臨床心理学、トラウマ・PTSD、ストレスマネジメント❹臨床心理学概論、福祉心理学❺学生の皆さんにとって実感を伴った学びとなる教育を大切にしています。学生と教員が相互に活発にやりとりし、積極的な学びの場を作っていくように心がけています。❻福祉心理系/臨床心理コース講師 原子 純[はらこ じゅん]❶弘前大学大学院地域社会研究科修士後期課程❷修士(児童学)❸児童学、乳幼児教育学❹保育原理、保育内容総論、乳児保育など❺「現場から、実践から学ぶ」をモットーに、学生・地域の方々と共に“乳幼児教育学”を探求しています。❻生涯発達支援系講師 泉  啓[いずみ ひらく]❶東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了(社会学専攻)❷博士(文学)❸精神医療史研究、依存症の医療史、介入理論❹精神保健学❺海外旅行をすると異なる文化や習俗に接してカルチャーショックを受けるものですが、身近なところにもそうした異文化体験の機会は転がっているものです。何気ない地域の日常生活を捉え直したり、自分の中の当事者性やマイノリティ性を考えたりする授業を心がけています。❻生涯発達支援系◆教授 小澤 昭彦[おざわ あきひこ]❶首都大学東京大学院人間健康科学研究科❷博士(学術)❸職業リハビリテーション学、リハビリテーション心理学❹障害者福祉論Ⅰ、リハビリテーション論、精神科リハビリテーション論❺障害者の自立の支援は、対象者、家族、機関および事業主の視点を持って、タイムリーに進めると効果的です。簡単ではないですが、やりがいのある障害者の自立の支援について、関心を持ってもらえたらと思います。❻生涯発達支援系/総合福祉コース◆准教授 田村 達[たむら とおる]❶東北大学大学院文学研究科博士課程後期3年の課程修了❷博士(文学)❸社会心理学(特に、攻撃、差別、偏見、ステレオタイプ)❹人間関係論、心理学研究法❺心理学は、実践的な要素に富む学問です。「なぜそうなるのか」「どうすれば良い状態を得られるのか」などを意識的に考え、それを意識して行動してください。学んだことが、必ず、個人と社会の福利に資する知識となるでしょう。❻福祉心理系/臨床心理コース助教(実習講師) 岩渕 由美[いわぶち ゆみ]●資格 社会福祉士●主な経歴 高齢者福祉施設●主な担当実習 ソーシャルワーク実習助教(実習講師) 下平 なをみ[しもたい なをみ]●資格 保育士、幼稚園教諭、介護福祉士●主な経歴 障害者福祉施設、高齢者福祉施設●主な担当実習 児童福祉実習、幼稚園教育実習助教(実習講師) 髙田 梨恵[たかだ りえ]●資格 精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士●主な経歴 精神科病院●主な相当実習 精神保健福祉援助実習助教(実習講師) 山崎 陽史[やまざき あきふみ]●資格 社会福祉士●主な経歴 実習助手●主な担当実習 ソーシャルワーク実習39Faculty of Social Welfare社会福祉学部・社会福祉学研究科

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