岩手県立大学 入学案内2020
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学部間連携による学際的・総合的な研究地域に根ざした実学・実践の教育4学部+2短大という構成を活かし、学部間連携による共同研究など、学際的・総合的な教育研究活動を推進しています。例えば、看護学部とソフトウェア情報学部は、看護学部の演習現場で聴診器の正しい当て方やアセスメントが学べる「聴診演習システム」を開発。また、社会福祉学部とソフトウェア情報学部は、身体に装着したウェアラブルデバイスとスマートフォンを活用して「ユニバーサルツーリズム」を促す研究に取り組んでいます。社会における実践的対応能力を身につけるため、地域に根ざした実学・実践の教育研究活動を推進しています。そのため各学部では必要に応じ、地域をフィールドとした調査研究や、市町村、医療機関、福祉施設、企業などでの実習を実施しています。また、各学部の専門性を活かしながら「地域」をテーマに学部の枠を超えて学ぶ副専攻「いわて創造教育プログラム」も展開。地域をフィールドに、創造力と課題解決力を育みます。岩手県立大学の地域の「学びの府」として未来を担う人材を育む岩手県立大学。地域社会をリードする若者たちを育てる取組の中から、特徴的な5つのポイントをご紹介します。features教員と学生がそれぞれのフィールドで地域貢献シンクタンク機能を持つ「地域政策研究センター」では、地域が抱える課題を公募し、教員とのマッチングを経た調査研究・課題解決のプラン策定といった「地域協働研究」を実施。またセンター内に「地方創生支援チーム」を設置し、県内市町村の取組を支援しています。一方「学生ボランティアセンター」では、地域の依頼とボランティア参加希望者をつないだり、ボランティア活動の企画・運営をするなど地域貢献活動が行われています。就業力育成や就業支援につながる取組を展開社会や組織で職業的に自立できる能力「就業力」。これを鍛えることを目的とした「Eプロジェクト支援制度」を設け、グループで企画・実践する活動に対して上限30万円まで活動費を助成しています。また本学が事務局となり、東北地方の他大学と連携したポータルサイト「インターンシップin東北」を活用し、インターンシップを実施。平成30年度は約120名が参加しました。こうした取組などにより、本学の平成30年度就職内定率は、全体で99.0%となっています。学びの環境整備など大学生活を多方面から支援教員一人に対し学生が約10.6人という少人数教育体制です。またメディアセンター(図書館)では「ラーニング・コモンズ(学びのための共有空間)」を整備し、多様な学習スタイルに適した場を提供しています。一方で、修学も含めた大学生活の悩みに寄り添うための「学生サポートサロン(アイプラス)」「学生相談室」を設置し、学生を多方面から支援しています。いわて創造教育プログラム▲Page76-77▲Page80▲Page82-83キャリアセンターメディアセンター(図書館)5 features4

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