岩手県立大学 入学案内2020
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ソフトウェア情報学研究科(大学院)博士後期課程[定員]10名[取得できる学位]博士(ソフトウェア情報学)問題をいかに捉え、いかに解決するのか飽くなき探究心で新しい答えを創造する博士後期課程の教育課程では、原理の問題提起や新原理の探究を行いうる高度な実践的研究者や技術者を養成する観点から、博士前期課程に比べ、より自立的な研究能力を養うことに重点を置いています。このため、本課程では、実学実践の方針による研究指導科目4科目(「ソフトウェア情報学研究」、「特別ゼミナール」、「特別公開ゼミナールⅠ」、「特別公開ゼミナールⅡ」)と、実践科目2科目(「ソフトウェア実践特別演習」、「プロジェクト実践特別演習」)を設けています。なお、ソフトウェア情報学以外の分野からの入学生について、必要がある場合は、博士前期課程で開講する講義科目を受講することができます。  ソフトウェア情報学研究科では、現実社会の中からソフトウェア情報学の観点で、問題を発見し、その問題を実際に解決する実践能力を身につけた人材の養成を目指しています。このため、本研究科では次のような人材の入学を求めています。❶情熱を持って、コンピュータやソフトウェアのテクノロジーを探求することができる人❷社会や現場における問題発見能力、問題解決能力を修得したい人❸コミュニケーション能力を有し、国際的視野で地域の発展に寄与することに関心がある人アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)ソフトウェア情報学研究科では、本学の建学の理念、教育の特色、教育研究上の目的を踏まえ、自身の専門性を活かし、真に利用者の立場から情報技術・システムを企画・設計・開発・保守・運用できる高い志と学識を持つ人材、そして国際的な視野で通用する独創性を備えた人材の育成を図り、本学学則に定める修了要件を満たした学生を、次に掲げる「学生が修了までに身につけるべき能力」を備えたものとして、博士前期課程においては学位『修士(ソフトウェア情報学)』、博士後期課程においては学位『博士(ソフトウェア情報学)』を授与します。学生が修了までに身につけるべき能力❶自身の適性や能力を的確に把握し、意欲的かつ計画的に学習・研究を継続し、新しい情報技術・システムを創造することができる。❷情報技術分野に対する情熱を持ち、人間や社会に及ぼす様々な影響や効果を判断し、技術者または研究者としての責任を感じることができる。❸利用者の立場から、本質的な問題・課題を見出し、適切な解決方法を導き出し、問題・課題を解決することができる。❹技術者・研究者の立場から、情報技術・システムの幅広い知識とスキル、そして自身の専門分野における学識を活用し、様々な問題・課題に適した仕組みを企画・設計・開発・保守・運用することができる。❺国際的な視野に立ち、自身の見解を分かりやすく表現できるとともに、他者の意見を受け入れ論理的な議論を交わすことができる。❻上記各項目のより高度な能力を修得し、情報技術・システムの新しい分野を創造することができる。また、社会の要請や自身の志のもとに実施する活動を通して「人に優しい情報化社会」の実現に寄与できる。ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)原理への問題提起や新原理の探求を行いうる研究者や技術者を養成する観点から、博士前期課程に比べ、より自立的な研究能力を養うことに重点を置いています。このため、博士後期課程では単位制の授業科目を置かず、実学実践の方針による研究指導科目を設けています。博士前期課程と同様、複数教員による多様な価値観に基づく客観的な研究指導を実施し、研究者としてのより高度な能力を修得するとともに、社会の要請や自身の志を礎として情報技術・システムの新しい分野を創造し得る能力を養います。カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)●大学教員 ●大学研究員 ●KDDI㈱ ●コニカミノルタ㈱●DMM.comラボ※修了生その他2名は留学生(学位取得後自国へ帰国)※上記ポリシーは概要版です。全文は岩手県立大学のホームページでご確認ください。主な就職先進路状況(平成30年度)業種別進路博士後期課程修了後の進路データ過去10年間の博士後期課程修了生は、上記のような業種に進んでいます。就職希望者1名(100%)就職者1名(100%)岩手県内への就職1名(100%)岩手県外への就職0名(0%)その他0名(0%)修了者1名博士後期課程修了生の進路(計22名)公務員 4.5%大学研究員 18.2%その他 9.1%一般企業 40.9%大学教員 27.3%Faculty of Software and Information Science/Graduate School of Software and Information Science54

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