岩手県立大学 入学案内2020
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◆准教授 辻 盛生[つじ もりお]❶岩手県立大学大学院総合政策研究科❷博士(学術)❸水環境学、環境生態工学、水辺植生の諸機能の評価と活用❹水環境論、環境アセスメント論、地域環境調査実習❺実社会では、その場その時で変わる課題に積極的に対応し、結果を出す能力が問われます。対象となる課題に興味を持ち、自ら深めていく姿勢が重要です。身近な環境を題材に、問題意識を持ち、自ら調べ、形にしていく過程を大切にしたいと思います。◆准教授 島田 直明[しまだ なおあき]❶横浜国立大学大学院工学研究科❷博士(学術)❸植生学、景観生態学、里山の植生や植物の分布と人の関わり、海浜植生の復元・回復❹地域生態学、環境科学概論、自然環境保全論、地域環境調査実習❺多様な生物や景観を守り、持続的にヒトが利用するためには、生き物たちの現状やその特性について理解しないと、その保全策は考えられません。里山を中心にフィールドワークを行い、生き物や景観のことを一緒に考えていきましょう。◆准教授 近藤 信一[こんどう しんいち]❶早稲田大学大学院アジア太平洋研究科❷修士(国際関係学)❸産業調査研究、企業研究。特に、電機産業における企業の活動と地域における中小企業の活動についての研究❹中小企業論、地場産業・企業研究❺企業活動を研究対象とする場合は、座学だけでなく、企業活動の現場に赴くことも重要です。したがって、現場で経営者や従業員の方へのインタビューや工場視察等も行います。「百聞は一見にしかず」の姿勢で、企業活動の実態に直接触れてもらいたいと思います。◆准教授 新田 義修[にった よしのぶ]❶北海道大学大学院農学研究科❷博士(農学)❸農業経営学、農業経済学、開発経済学、農業政策論❹農業経済学、農業政策論❺「考える力」を鍛えるために知識を得るだけではなく、それを自分の視点でどのように捉え、どう表現するのかを教授することを目指しています。◆准教授 千國 亮介[ちくに りょうすけ]❶早稲田大学大学院法学研究科❷修士(法学)❸憲法(とりわけ、憲法学の基礎理論、および、人権の解釈理論)❹憲法Ⅰ・Ⅱ❺知識は人を自由にしますが、ときに固定観念を植え付け、不自由にすることもあります。先人が積み上げてきた学問の表層ではなく、その営みそのものに触れてもらうことで、真に自由(主体的)に生きる基盤を築けるようにしたいと思います。◆准教授 堀篭 義裕[ほりごめ よしひろ]❶東京工業大学大学院社会理工学研究科❷博士(学術)❸数量的調査分析手法を用いた公共政策の分析❹政策分析論、オペレーションズ・リサーチ、共通調査実習❺問題解決のための広い視野や柔軟な思考力は、難解なものをどう捉えれば理解できるか、無駄に思えるものをどう捉えれば役立つ部分を見出せるか、大いに学びながら試行錯誤することで身につきます。4年間の時間を活かして、大いに学びながらもがきましょう。◆准教授 平井 勇介[ひらい ゆうすけ]❶早稲田大学大学院人間科学研究科❷博士(人間科学)❸地域の自然環境問題(里山保全、漁場・干潟の保全、環境保全型農業など)❹環境社会学、質的調査法、地域環境調査実習❺環境問題に悩む地域社会の人々から学びながら、今後の地域社会の在り方や自分自身の生活の在り方をともに「考える」授業を心がけています。◆准教授 宇佐美 誠史[うさみ せいじ]❶福井大学大学院工学研究科❷博士(工学)❸交通計画、都市計画❹地域・都市計画論、地域交通論、地域環境調査実習❺社会にある様々な問題の発見から解決に至るプロセスを身につけてもらいたいと思っています。様々なデータの取り方、分析、考察の仕方などを学ぶことはたくさんあります。大変なことも多いですが、一緒に楽しく学んでいきたいと思います。◆准教授 桒田 但馬[くわだ たじま]❶立命館大学大学院経済学研究科❷博士(経済学)❸財政学、地方財政論、地域経済論、地方自治論❹財政学、地域経済論、経済実習❺財政学では国や地方の財布について学ぶ。納税している限り、うるさい住民になっていただきたい。講義等では重要な論点について複数の考え方を提示し、論理的な思考力を習得し、自分の意見を持ってもらうことを心がけている。◆准教授 山田 佳奈[やまだ かな]❶東北大学大学院情報科学研究科❷博士(情報科学)❸人間行為の社会理論、食の体系と地域社会、伝統産業と現代社会❹サステナビリティ論、社会学、現代社会とサステナビリティ、地域環境調査実習❺「社会」について考え探究する際に、学生の皆さんには、できるだけ多くの問いや疑問を出し続けてほしいと思います。自分の身体で「現場」を感じ取りながら、マクロな状況と往復して思考する過程をぜひ味わってみてください。講師 鈴木 伸生[すずき のぶお]❶東北大学大学院文学研究科❷修士(文学)❸社会調査法、計量社会学、社会ネットワーク論、社会関係資本論❹地域調査概論、量的調査法、社会ネットワーク論、共通調査実習❺私がみなさんにできることは、調査法や計量分析の講義・ゼミを通じて、社会現象・社会問題を「発見・解明することの楽しさ」を堪能してもらうと共に、「自分で考えるための方法」を確立してもらうことです。そのために、全力でサポートします。総合政策に不可欠な、社会科学のロジックと方法論を一緒に学んでいきましょう。◆講師 鈴木 正貴[すずき まさき]❶東京農工大学大学院連合農学研究科❷博士(農学)❸農村生態系の保全を目的とした工法および手法の研究❹里地里山整備論、環境科学概論、地域環境調査実習❺農村に棲む生きものたちを保全するにはどうしたら良いのでしょうか。その手がかりは、現地を歩いて生きものを観察し、そこに暮らす人々に触れることから得られます。一緒に汗をかきながら、私たちができることを考えてみませんか。講師 三好 純矢[みよし じゅんや]❶広島大学大学院社会科学研究科❷修士(マネジメント)❸マーケティング論、消費者行動論❹マーケティング論❺なぜ商品は売れるのか。事例研究や調査を通じて、実企業が市場や消費者に対して行う「マーケティング活動」と「理論」とを結び付け、近年、消費者の生活世界への関心が高まっているマーケティングについて理解を深めます。研究を通じて、自ら課題を見つけ、それを解決するために考え、行動することを目指していきましょう。◆講師 生島 和樹[いくしま かずき]❶横浜国立大学大学院国際社会科学研究科❷博士(経営学)❸会計学❹簿記会計論Ⅰ・Ⅱ、経営実習❺様々な業種に就職する人や起業する人たちは、いろいろな状況に立たされることがあります。そのような状況においては自分で判断する力が必要となるため、会計学という一側面から判断する力を養ってもらおうと考えています。◆講師 役重 眞喜子[やくしげ まきこ]❶東京大学法学部、岩手大学大学院連合農学研究科❷博士(農学)❸地域自治、地域コミュニティ、ローカルガバナンス、自治体内分権❹行政学、地方自治論❺私たちは誰であれ、生まれてから死ぬまで「政策」に関わることなく1日たりとも生きていくことはできません。社会の一員としてより良く生きるため、身近な事例や現場の実態にふれ、その意味を深く掘り下げながら、住民自治や行政へのアプローチを一緒に考えていきましょう。◆講師 上原 史子[うえはら ふみこ]❶成蹊大学大学院法学政治学研究科❷博士(学術)❸国際政治学、ヨーロッパ地域研究、EUの外交安全保障政策❹国際関係論、海外地域研究❺現代世界は国内政治のみならず、貿易や外交交渉を通じた国家間関係、国境を越えた国際組織の動向に大きく影響されます。世界のこのようなダイナミズムを学び、国際情勢の現状と課題を正しく理解することで、激動の21世紀世界を生き抜くための思考力を身につけましょう。73Faculty of Policy Studies総合政策学部・総合政策研究科

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