岩手県立大学 入学案内2021
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 地域創造教育プログラムは、グループ活動を中心とした地域での実践活動をとおして学修します。副専攻の全課程(規定の単位数16単位)を修了した学生に対し、修了証と『地域創造士』の称号を授与します。副専攻地域創造教育プログラム 地域に関わる学習や活動に興味があり、いわて創造学習Ⅰを受講しました。2年生や教授、大学院生がたてる企画はどれも特色があって迷いましたが、震災後の今の様子が知りたいと釡石コースを選択。復興やローカルベンチャー企業の取り組みについて学習し、釡石で活動を続ける人たちの考えや未来への熱い思いを聞きました。実際に現地へ行くことで感じることも大きいですし、自分自身の将来を考える上でとても良い刺激を受けました。最終的にはいわて創造士の認定を受け、地域を活気づけられる人材になりたいと思っています。総合政策学部2年生青森県立三本木高等学校卒山本 一輝さんやまもとかずき●いわて創造学習Ⅰいわて創造士になって岩手をもっと元気にしたい 私が生まれた町では過疎化という深刻な課題を抱えています。いわて創造教育プログラムを受講したのは、故郷のためにできることを学びたいと思ったのがきっかけでした。プログラムでは私たち、いわて創造学習Ⅱ履修者が中心となって釡石コースの企画を担当し、フィールドワークの内容や学習内容などを決定。慣れないことが多く大変でしたが、持続可能なまちづくりのために活動を続ける方々のお話は興味深く、とても参考になりました。今後は自分から行動を起こすことも視野に入れながら、地域のためにできることを探していきたいです。総合政策学部3年生岩手県立千厩高等学校卒佐々木 愛さんささきあい●いわて創造学習Ⅱ過疎化が進む故郷のためにできることを探したい地域志向基盤教育科目群地域志向専門教育科目群コア科目(全学生必修)大学で学ぶ・大学を学ぶ学生が自ら実地学習プログラムの企画を立案し、実施することが特徴です。すでに本科目を履修した上級生が教職員やコーディネーターのサポートの下で企画・実施することで、プログラムのマネジメントコーディネーターのスキルや視点を体験的に習得することができます。 県内各地に1~2年次の学生が赴き、1泊2日ほどのフィールドワークを通して地域について学びます。それぞれの地域課題にじかに触れその解決方法を考察することによって、主体的な学びのきっかけを作り地域の活力創出について考えます。 地域をめぐる課題を知る地域の中に入っていく地域の人々に触れる大学での学びを知るいわて創造学習Ⅰいわて創造学習Ⅱ学びの特徴012

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