岩手県立大学 入学案内2021
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 2019年4月、副専攻「いわて創造教育プログラム」第1期生修了証授与式が行われ、4年生4名の学生に「いわて創造士」の称号が授与されました。副専攻「いわて創造教育プログラム」での学びと主専攻である所属学部での専門知識をリンクさせ、広い視野でいわての未来を創造する人材となることが期待されています。地域創造士(新称号)総合政策学部(令和2年3月卒)岩手県立千厩高等学校卒山田 美紗さんやまだみさ 高校時代、ボランティア活動をしていたことからいわて創造教育プログラムに興味を持ち、1年生の頃から受講しています。実践演習は特定の地域が抱える課題を見つけ、解決策を考え実行していくというもの。最初は手探り状態でスタートしましたが、活動を進めるうちに多くの人と出会い、助言やサポートをしていただけるようになりました。人とのつながりが増えるごとに、「最後までやり切りたい」という思いがグループ全体を通してより強くなったように感じます。時間はかかりますが、地域に貢献できるよう活動を続けていきたいです。総合政策学部4年生一関修紅高等学校卒早坂 萌佳さんはやさかもえか●いわて創造実践演習地域の課題解決を目指しできることから実践を 元々、自分が知らない岩手の魅力や特色を学びたいと思っていたため、大学に入学した後は、主専攻の科目だけでなく、いわて創造教育プログラムの科目も履修していました。次第に岩手が抱える課題についても考えたいと思うようになり、いわて創造実践演習を履修。フィールドワーク等で自分たちが発見した課題と地域の方々が解決してほしい課題は、必ずしも一致するのではないという経験をし、地域の方々の声に耳を傾けた課題解決の大切さを学びました。この経験と学びを生かし、広い視野で地域の課題を解決できる人材になりたいです。ソフトウェア情報学研究科博士前期課程1年ソフトウェア情報学部(令和2年3月卒)盛岡中央高等学校卒(第2期 いわて創造士)(第2期 いわて創造士)(第2期 いわて創造士)松舘 遼さん まつだてりょう●いわて創造実践演習地域の方々の声を大切にできる人材にGOAL!地域で実践・地域の中で学ぶ地域を調べる・地域を知る地域課題を発信!キャップストーン科目いわて創造実践演習いわて創造士として活動を続け愛着ある岩手に貢献したい 生まれ故郷の岩手について学びたいと思い、フィールドワークや地域学習に力を入れている岩手県立大学を選びました。これまで受講したプログラムでは過疎化や後継者不足の課題を取り上げたり、老舗の歴史やこだわりについてお話を伺ったりしました。学部との両立が大変な時期もありますが、実際に現地へ行ってその空気に触れ、そこで暮らす方々のお話を聞くことは想像以上に刺激的で、岩手に対する思いがさらに深まったように感じています。今後はいわて創造士として、大好きな岩手に貢献していきたいです。第1期 いわて創造士(旧称号)令和2年度から称号名が「地域創造士」に変わります基盤教育013

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