岩手県立大学 入学案内2021
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~アカデミックスキルをもとに看護実践能力を身につける~ 看護学は、人間の命や健康そして生活を支える、人間科学を基盤とした学問として発展を続けています。多様な存在である人間を深く理解し、寄り添い、その人に合った健康支援を実践する看護専門職は、これからも社会のあらゆる場で活躍が期待されています。看護学部では、1年次から大学での学びを保証するアカデミックスキルを修得します。そのうえで科学的知識に裏付けられた看護実践能力、対象を尊重した深い倫理観や豊かな感性を育成できるようにカリキュラムが構成されています。そして開学から22年看護教育や研究に一緒に取り組んできた県内様々な医療施設等で臨地実習を行い、主体的に看護を実践する能力を修得します。看護学部には多くの笑顔と夢があふれています。さらなる看護学発展のために皆さんと共に学び合えることを楽しみにしています。看護学部主体性と看護観を育みより良い看護を考え提供する力地域の医療に欠かせない存在に 岩手県立大学看護学部では、資格取得のための学びだけでなく、大学教育の特色として、幅広い教養と科学的根拠に裏付けられた論理的思考力や創造性の涵養、確かな知識に基づく課題発見・解決能力など、生涯にわたり看護学を探究する能力を養います。そして、卒業と同時に学士(看護学)の学位が授与されます。高度化、多様化、専門化する医療や、変動する社会のニーズに対応できる看護専門職者を育成するため、より実践的で体系的な教育課程を編成しています。岩手県立大学看護学部学部長 福島 裕子 岩手県立大学看護学部では、看護師や保健師、助産師、養護教諭を目指す学生たちが学んでいます。看護の仕事の特徴は、人と接する機会が多いこと。本学では座学や実技を通じてきちんとした看護の知識を得るほか、地域の方が患者役で参加してくださる「模擬患者演習」などを通じて、学生同士では気づかないことを指摘してもらったり、笑顔や動作のささいなことを褒めてもらったり、貴重なフィードバックが得られます。先生方との距離が近いため、分からないことはすぐに聞いて明確な答えをもらえるので安心です。いつまでも初心を忘れず、患者さんの話にしっかりと耳を傾けられる看護師になりたいと思います。確かな知識と看護の技術対象に寄り添うケアの実践看護学部(令和2年3月卒)岩手県立黒沢尻北高等学校卒松田 芽依さん まつだめい学部長からのメッセージ016

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