岩手県立大学 入学案内2021
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 幅広い教養を基盤として、看護実践における専門的知識・技術を学び、看護の援助・支援を必要とする人々の立場に立ち、主体的な看護を展開し、さらなる看護学発展のために継続的に学び続けることができる人材を育成し、岩手県に貢献することを目的に、DPおよびCPを定め教育・研究に取り組んでいます。学部の目的看護学部卒業認定・学位授与の方針DP:ディプロマ・ポリシーより学生が卒業までに身につけるべき能力DP1:学びの主体者となり、クリティカルに思考し、論理的に表現できる。(課題発見・解決能力)DP2:幅広い教養を基盤として、看護を考えることができる。(幅広い教養、専門知識、社会への関心)DP3:ひとの多様性を理解し、一人ひとりを尊重するかかわりができる。(専門知識、コミュニケーション能力)DP4:多様な場で状況に応じた看護の方法を考えることができる。(専門知識、社会への関心、課題発見・解決能力)DP5:基本的な看護技術を用いて、対象となる人へ支援することができる。(専門知識、コミュニケーション能力、課題発見・解決能力)DP6:看護学を探究し発展させる基盤を備えている。(専門知識、課題発見・解決能力)教育課程編成・実施の方針CP:カリキュラム・ポリシーより学部の教育内容及び教育方法CP1:「基盤教育科目」は、4学部共通の科目群で、各専門科目を積み上げていくための基盤的学問と学びの技法としてのアカデミックスキルズを獲得することを目指します。また多言語を学び、多文化理解を図ります。CP2:「看護基礎科目」は、実践に活用できる看護専門科目を積み上げるため、かつ、人間・社会の理解を図るための基礎知識の獲得を目指します。CP3:「看護基幹科目」「看護学実習」は、臨床実践に活用できる具体的な看護の知識・技術の獲得を目指します。CP4:「看護統合科目」「看護関連科目」は、看護学をさらに発展させるための科目群であり、看護専門職としての成長、また、看護学そのものを発展させていくための研究方法を学びます。カッキー’S(カッキーズ) 東日本大震災をきっかけに2011年12月から活動しているボランティアサークルです。看護学部の学生有志が山田町の仮設住宅で月一回のペースで心理・健康支援を行っています。震災から9年が経過し、仮設住宅から災害公営住宅や再建された民家で暮らす方が増える中で、コミュニティーの再建・地域の活性化のために「看護学生ができることは何か」という新たな課題を抱えながらニーズに合わせた支援を目指しています。ピアいぷ 思春期に特有の健康問題などについて学生が主体的に学習しながら、県内各地の中学校・高校で思春期保健授業や、ピア・カウンセリング活動を実施しているサークルです。これまで、岩手町立川口中学校や、岩手県立西和賀高等学校、岩手県立不来方高等学校で対人関係能力を高める教育活動に参加しています。2019年からは滝沢市のラーニング・サポーター・プロジェクトに参加して、小中学生への学習支援を行っています。「いわて心臓病の子どもを守る会」ボランティア活動 「いわて心臓病の子どもを守る会」において、15年ほど前から学生がボランティア活動に参加しています。毎年学生たちが、定期総会や研修会、療育キャンプなどに参加し、運営の手伝いや心疾患のある子どもやきょうだいの託児のボランティアを行っています。学生活動クローズアップ020

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