岩手県立大学 入学案内2021
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看護学部で学び、看護師・保健師・助産師・養護教諭のそれぞれの資格取得と仕事を目指す学生に、大学生活の様子や看護学部の学びについて聞きました。 小中学生の頃は保健室に行くことが多く、保健の先生と仲良くなり養護教諭に憧れを持ちました。公立であることが決め手となり岩手県立大学に進学しました。看護学の学びで印象的だったのは、模擬患者として地域の方が大学に来てくださり、血圧を測ったり話の仕方を学べたりしたことです。本当の患者さんと接しているようで緊張もしますが、良い経験になりました。養護教諭養成課程で行ったボランティア実習では、実際に小学校に行き子どもたちと触れ合いながら、子どもの話し方や興味のあることを知ることができました。授業の他にはさんさ踊りに参加したり、看護学部のサークル「ピアいぷ」で活動したり、大学生活を満喫しています。将来は、子どもたちが学校で健康で元気いっぱいに過ごし思い出を作れるように、温かい雰囲気で子どもたちを受け入れる養護教諭になりたいと思います。子どもたちが元気いっぱいで過ごせるよう温かくサポート 姉が助産師をしていること、11歳下の双子の弟の出産に接したこと、そのときの助産師さんの話を聞いて憧れを抱いたことをきっかけに、高校2年頃から本格的に助産師を目指し始めました。看護学部の学びで印象的だったのは、実習等を通じてコミュニケーションの重要性や傾聴の技法を学んだこと。患者さん一人ひとりの症状に合わせて、さらには同じ患者さんでも体調や症状に合わせてコミュニケーションを取ることが大切だと学びました。将来の希望は、知識や技術を身につけた後、地元の釡石病院の院内助産システムを担う助産師として活躍できたらと考えています。これから看護師等を目指す人は、看護に関わるボランティアなどに積極的に参加すると、現場の人から話を聞いて興味を深める機会にもなると思います。助産師としての知識や看護の技法を、地元の医療に生かす看護学部4年岩手県立不来方高等学校卒佐藤 遥さん看護学部4年岩手県立釜石高等学校卒佐藤 寿美さんさとうはるかさとうことみ看護学部・看護学研究科025

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