岩手県立大学 入学案内2021
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看護学部を卒業し、看護師・保健師・助産師・養護教諭のそれぞれの資格を取得して社会で活躍している先輩方に、仕事への思いを聞きました。社会で活躍する先輩たち看護学部4年制看護学部だからこその学びの深さと幅広さ 当時、岩手県立大学看護学部は、県内唯一の4年制看護大学でした。学びの幅が広く、将来の選択肢も増えるのではないかと思い、この学部を選びました。県内各地で行われた実習は、各地域の課題を改めて考える機会になりました。2年次に参加した海外研修では、日本とはまた違う看護師の役割に大きな刺激を受けました。現在勤務する病棟は急性期の患者さんが多く、ケアには細心の注意が必要です。緊張の続く毎日ですが、患者さん一人ひとりに目を配り、その回復をサポートしていけたらいいなと思っています。岩手県立中央病院 脳神経外科平成26年3月 看護学部卒岩手県立中央病院 産婦人科・小児科病棟平成27年3月 看護学部卒住田町立有住中学校 養護教諭平成27年3月 看護学部卒遠野市健康福祉部健康長寿課平成28年3月 看護学部卒地域の住民の健康を最前線で守る 育ってきた地域の人に恩返しができる仕事をしたいと思い、訪問看護師を目指して岩手県立大学に入学しました。授業や実習を通し保健師という仕事の魅力を知り進路を変更し、現在は保健師として故郷で働いています。保健師の仕事は表舞台に立つものではないですが、住民に最も近い存在として、住民を病気から守る、とてもやりがいのある仕事です。大学時代に先生から言われた「誰のために仕事をしているのかをいつも意識して動きなさい」という言葉を常に忘れず、日々の仕事に向き合っています。お母さんと赤ちゃんの笑顔がやりがいに 幼い頃から体が弱く通院することが多く、自然と医療関係の道を目指すようになりました。この学部を選んだのは、4年間でじっくりと看護を学びたかったから。他学部の学生と共に講義を受けるなかで、自分にない価値観や考え方を知ることができたのも大きな刺激になりました。現在は中央病院に助産師、看護師として勤務し、分娩介助や妊婦さんと新生児のケアを担当しています。赤ちゃんと対面した時のお母さんの笑顔を見ると、この仕事をしていてよかったと心から思います。実習で知った命の大切さを生徒たちにも伝えたい 看護の知識を持った養護教諭になりたいと思い、岩手県立大学の看護学部を選びました。現在は住田町の中学校に養護教諭として勤務しています。大学時代に学んだ看護や地域医療の知識、特に感染症への理解や実習で感じた命の大切さは、今仕事をする上で大きく役立っています。また生徒たちにも、伝えていかなくてはならないことだと感じています。看護学部は先生や学生同士のつながりが深く、今も先生のもとに相談に行ったり、同期と情報交換したりと交流が続いています。岩手県立遠野高等学校卒川原 恭一さんかわはらきょういち岩手県立盛岡第一高等学校卒三浦 麻由美さんみうらまゆみ山形県立米沢興譲館高等学校卒鈴木 御雪さんすずきみゆき岩手県立盛岡第三高等学校卒石川 真有さんいしかわまゆ026

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