岩手県立大学 入学案内2021
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社会福祉学科で学ぶ学生に、この学科を選んだ理由や大学生活の様子、今後の目標などを聞きました。社会福祉学科 中学校の職業体験で特別養護老人ホームに行ったことや、母が介護関係の仕事をしていたことがきっかけで、介護に興味を持ちました。大学進学を考えたときに、介護のことだけでなく社会福祉について広く学ぶことができるというのが岩手県立大学を選んだ理由です。実際に、幅広い領域をまんべんなく学び、法律や社会保険制度のことなどまったく知らなかった側面についても知ったので、視野が広がりました。 なかでも地域福祉に関心があり、卒業後は地元の福祉に貢献できる仕事に就きたいです。現在は社会福祉士と精神保健福祉士を目指して資格の勉強にも取り組んでいます。一方、演劇やマンドリンのサークル、学部学生会や体育祭実行委員会などにも所属しています。興味のあることには何でも挑戦すると、学生生活がより充実したものになると思います。広い領域について知ることで視野と関心が広がる 少子化や超高齢社会などといった社会的課題が注目される中、福祉の分野は今後さらに重要になると考えこの学部を選びました。特に興味を持って取り組んでいるのは、社会福祉経済や行政学です。福祉の現場で役立つ知識はもちろん、政策や働き方などについても広く学べるため、将来どんな職種を選んでも必ず役に立つものだと感じています。入学当初は公務員を目指していましたが、学びを深めるうちに一般企業への就職も考えるようになりました。今後はさらに見聞を広めて、将来を選択していきたいと思っています。また学生生活では1年生の頃から大学祭実行委員会に所属し、イベントの企画運営や進行管理などを担当しました。時間がない中での準備など大変なこともありますが、大きなやりがいを得て充実した時間を過ごすことができています。福祉を通して学んだことは職種を問わず生かすことができる社会福祉学科4年岩手県立平舘高等学校卒八角 奈津美さん社会福祉学科4年宮城県仙台南高等学校卒斉藤 優太郞さん学生メッセージ ~社会福祉学部の学び~やすみさいとうなつみゆうたろう036

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