岩手県立大学 入学案内2021
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学業はもちろん、サークル活動などの学校生活も謳歌している学生たち。人間福祉学科で学ぶ学生に、日々の学びや将来への展望を聞きました。人間福祉学科 高校時代から社会福祉と保育を学びたいと思っていて、岩手県立大学への進学を志望していました。妹が知的障がいを持っていることもあり、はじめは障がい者支援に興味が絞られていましたが、さまざまな福祉分野について学ぶうちに児童福祉全般にも関心を持つようになりました。「自分に何ができるか」だけでなく、その人自身の強みや周りの環境なども考慮した支援のあり方について考えられるようになったのは、福祉の現場を実際に見て学ぶという実習での経験が大きいです。卒業後は、自分の力を生かすことのできる現場で福祉の仕事をしたいと思っています。 社会福祉士と保育士2つの資格取得を目指しているため、授業や資格の勉強で忙しくも充実した学生生活です。また、ダブルダッチとダンスの2つのサークルで日々練習に励むことがリフレッシュになっています。実習で得た本物の学びを生かして福祉の現場で働きたい もともと子どもの不登校の問題や学習支援などに興味があり、心理学と福祉のどちらも学べるこの学部を志望しました。福祉心理系を選択していますが、体験的な学びを行う演習が多い点が特長です。ソーシャルワーク演習や心理学実験といった授業から、人との関わり方、その難しさや向き合うときの姿勢など多くのことを学びました。 また、他人との関わりを意識するようになったことで自分自身にも目を向けるようになり、演劇サークルでは表現することの面白さに開眼。アマチュア劇団などで役者や製作スタッフとしても活動しています。 資格を取得して福祉分野での仕事に就く人が多いなか、自分は卒業後福祉以外の分野で働くことを考えています。これまで学んだ心理学や福祉の知識は、普段の社会生活にも十分役立つと思っています。福祉心理学の知識を福祉以外の仕事でも生かしたい人間福祉学科4年岩手県立盛岡第二高等学校卒北田 瑞季さん人間福祉学科4年東北学院高等学校卒盛 悠史さん学生メッセージ ~社会福祉学部の学び~きただみずきもりゆうじ社会福祉学部・社会福祉学研究科037

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